あとがきへの応援コメント
長い間の連載、お疲れさまでした。そして完結おめでとうございます! ずっと楽しませていただきました。また次の物語も楽しみにしています。ありがとうございました!
作者からの返信
『カノ詩』に続き本作も、最後まで読了いただきありがとうございました!
「この人は最後まで付き合ってくれる」という確信、本当に心強いものでした。おかげでここまで書き続けられました。
そして熱のこもったレビューもいただき、感謝の念が尽きません。「愛に形があるのなら」という表現はまさにそう….…!
作者には出てこなかった、しかし絶妙に作品にマッチする形容をいただけたこと、とても嬉しいです。
これからの作品もお待ちいただければ幸いです、また楽しんでいただけるよう頑張ります!
#97 In Your Future,への応援コメント
素晴らしいエピソードでした。
自分の所属するコミュニティへのセクシャリティの告白について、社会運動的な側面と詩葉達個人としての意義の両面が溶け合って、心動かされるものがありました。反論する清水君もただ一般論を並べるのでなく、彼自身の人生・希和との思い出の中から言葉を探しているのが伝わってきて、やがて議論に血が通い白熱していく様は圧巻の出来でした。
詩葉達の決断が良い方に行くことを願っています。
続きを楽しみに待っています。
作者からの返信
お読みくださりありがとうございます。
お互いを意識しながらも距離を保ってきた詩葉と清水が、はじめて「傷つけ合うとしても、私の/僕の大事な本心を届けなきゃ」と踏み込んだ数分間。
どんな言葉や理由が彼らの心情にふさわしいか、彼らにとって希和がどんな存在か、何度も悩みつつ書き上げたエピソードでした。
ずっと彼らを追ってもらっているしのびかさんから心強いお言葉をいただき、ようやく安心した自分がいます。
決断の先にある、雪坂合唱部の新たな姿、どうかお楽しみにお待ちください!
#75 君へ歌おう、君と謳おう。への応援コメント
各々が希和くんへの想いを抱えながらの合唱コンクール、以前の調子を取り戻した陽向詩葉様子や、キヨくんの自分を乗り越えた台詞にじんわりとなりました。その悲しみも、弱さも、その先にある一雫の強さも、きっと彼らの音楽に投影されているのだろうなと。
音楽をつくることと物語を紡ぐことは、似ているなぁと思うこと私もあるので、希和くんはキャラクターと一緒に物語を編んでいた、その根っこは合唱と繋がってたんだ、というつむさんの解釈が素敵すぎて、ぐわーっとなりました!!
そしてとてつもなく気になる引きですが…!しばらく休載とのことで、お待ちしてます(^^)
カクヨムコンのほう先に出されるのですね!こちらも楽しみにしております♪
作者からの返信
ここまで読んでくださりありがとうございます、一つの山場を越えましたね。
喜怒哀楽、酸いも甘いも音楽にするんだ……という、かつて希和たちが見つけた答えを再発見するようなパートでしたね。彼女たちも、過去の眩しさを少しずつ取り戻してきました。
挙げていただいた紡による解釈ですが、本文に取りかかる前は全く考えていました。書きながら紡にシンクロすることで初めて得られた視点が、希和らしさにもマッチしていた……という、作者として非常に面白い体験だったので、ちゃんと読者様にも届いて良かったです。
紡と詩葉が本当に仲直りするまでの話、きっちり描き切りますのでお待ちください!
ちなみに新作にもRNシリーズの要素はちょっとだけ入っていたりしますので、その意味でも楽しんでいただけたら幸いです。
#70 いつか、家族になれたはずのへの応援コメント
こういう故人の話って、薄くなりかけていた気持ちをまた蒸し返すことにならないかって心配になりますよね。
でも希和くんの人生が幸せであったことが、つむさんの口から語られる言葉によって、たしかなものとなっていくことで、救われている人はきっと多いはず。
こちらとしては、つむさんはあらゆる人の目線から物事を考える子なので、むしろ他人のことを気にしすぎてしまわないかと心配にもなりますが…
回想が終わって、このさきどういう展開を見せるのか気になります。
どうかつむさんが少しでも、幸せになれますように…
作者からの返信
コメントありがとうございます。
故人の話を蒸し返すのが良いとは限らない、という懸念は当然ありますよね。
全く別の角度から希和を見てきた紡だからこそ、分かち合うことでお互いが救われる……という場面になっていれば幸いです。
メタ的に考えすぎるのは市亀キャラに多いかもしれないですね。希和もですし、いま書いてる新作の主人公もそんな感じです。
続々登場の雪坂メンバーとの絡み、紡なりのアンサー、しっかり描いていくつもりです。引き続きよろしくお願いします!
#50 Your Real Nameへの応援コメント
希和の死を受け入れられない自分がいます。
自分でも信じられないくらいショックを受けています。胸に穴が空いたようです。
(市亀さんを責めているわけではありません……)
作者からの返信
まずはここまで読んでくださり、ありがとうございます。
希和は僕にとっても唯一無二の、思い入れでいっぱいのキャラです。キャラ以上の存在だとも思っています。
その彼を喪った紡や詩葉たちの心情を味わってほしい……というのが物語の趣旨ですので、天上さんほど感情移入してくださったことには作者冥利に尽きます。
しかし自分で描いた展開だからこそ、読者様にとって強く尾を引くような悲しみになりませんように、とも願っています。
ご自分に合ったペースで、またお越しいただけたら幸いです。
#28 「主人公」の行方への応援コメント
ここまで真摯に、そして誠実に、甘やかすのでもなく信仰するのでもなく、まるで自分の身体の一部のように、作品に対して接してくれる紡という読者に出会えて、和枝は幸せですね。
送られなかった言葉も含めて、愛に満ちていると思いました。
作者からの返信
天上さんありがとうございます!
和枝や彼の小説に向き合う営み、紡にとってはまさに半身ですね。
甘やかしたいという欲求を抑えるのも紡らしさ……そう考えつつ書きました、汲み取っていただき嬉しいです!
#19 現実と空想のアルペジオへの応援コメント
希和くんがこんなふうに創作のやりとりをしていたとは〜!
微笑ましくなりました。
つむさんのアドバイスが的確で、羨ましい(笑)まさに編集向きですね。
ずっと暗雲のたちこめていた一章でしたが、二章では和枝とのやりとりが本格化して、つむさんのまっすぐな恋心が加速しそうな予感。
丁寧な心理描写に心を掴まれっぱなしの今日この頃です。
これからの展開、ドキドキしつつ見守っております。
作者からの返信
鉈手さんありがとうございます!
作家に一人は居てほしい、敏腕編集ガール紡さん! 僕の過去作の反省を言ってもらいました……笑
第2部はこれでもかという程に心理描写だらけですね。動きは少ないですが、じっくり読み進めていただければ幸いです。
#14 青春の影、青春の光への応援コメント
不登校で適応障害のようになりながらも、学校に行こうとして、周りの反応の一つ一つに苦しんでしまう……
つむちゃんの心身の苦しみが読んでいて伝わってきます。胸が痛くなります。
和枝とのメールで心を通わせていることが微かな光のように救いですね。
作者からの返信
天上さんありがとうございます!
彼女の喜怒哀楽にシンクロしてほしい……というのが本作の肝なので、読みこんでいただいて嬉しいです。
辛いシーンも多い話ですが、彼女たちの強さと優しさを信じて見守っていただけますように。
#19 現実と空想のアルペジオへの応援コメント
顔も知らない二人の若者が一つの物語を作る、夢のような展開ですね。その儚さや危うさも相まってとても綺麗です!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
そもそも紡と和枝の関係も、創作オタクの夢見たいな話ですからね……(というか僕の願望)
どんな感情へと繋がるか、見守っていただけますよう!
あとがきへの応援コメント
RNシリーズ完結おめでとうございます。
私が表紙を描かせて頂いてから何年経っただろうかよくわからなくなりましたが、ラストを見届けることができよかったです。
音楽を通じての心の特別なつながりを信じている者として、
紡さんの歌声がちゃんと希和くんに届いたと確信できるラストステージ、
感動しました!
一作目の頃からずっとキャラがぶれなかったのがすごくて、ちゃんといち亀さんの中で彼らひとりひとりが生きているのだなあと感じることができました。
次回作でカクヨムコン参加とのことで、楽しみにしております!
作者からの返信
鉈手さん、読了いただきありがとうございました!
シリーズの最初期から見守ってくださった方に完結を見届けてくださったこと、心から嬉しく思います。なんの誇張もなく、鉈手さんのおかげでここまで書き続けられました。
様々な要素を盛り込みつつ「音楽を通した心の特別なつながり」を一貫して描いてきたつもりなので、それを汲み取っていただいて本当に良かった……
ちなみにイラストを頂いたのは3年前です。鉈手さん的には『鬼妃秘記』投稿前と考えるとだいぶ前ですね……笑
次回作ではジャンルはガラッと変わりますが、希和たちを描いてきた僕だからこそなストーリーになっていると思っています。
お楽しみいただけますように!