死亡権

霊黎

本編

 幼馴染の女の子が自殺した。

 梅雨も明けてこれから夏に向かう、そんな時期だった。

 一学期の終わりも見えてきて、学校にも慣れて、受験も一年以上先のことだからと夏休みにクラスみんなで遊びに行く計画もあった。

 彼女も楽しそうに計画を立てていた。

 明るく、深く悩む様子も無く、元気な様子だった。

 しかし、彼女は死んだ。

 暮らしていた団地の屋上から夜の闇に紛れて、飛び降りて、死んだ。

 登校前の学校からかかってきた電話は嘘だと思った。

 理解できなかった。

 死んでいたとしても何かの事故や事件に巻き込まれたのだと思った。

 だが、彼女は自分の意思でこの世を去ったのだ。

 理由は人間関係だった。

 明るく、元気で、クラスの中心にいるような彼女をよく思わず、嫌がらせがあったらしい。

 ひどく後悔した。

 仮にも小中と十年以上の付き合いがあるのに、彼女の悩みにすら気が付かなかった自分に嫌気がさした。

 彼女を死に追いやるほどの問題に気が付かなかった自分に失望した。


(自分も死のう)


 彼女が自殺して、すぐに思った。

 彼女の死を止められなかったのは自分の責任だなんて正義ぶった理由ではなく、自分の生きる理由を失ったからだ。

 ただ、友人が一人死んだぐらいで未来を全て切り捨てるほどの生きる理由が彼女にあったとは言えないかもしれない。

 結局、死の理由すら死者に求めてしまう自分が嫌いだから死を選んだのかもしれない。

 覚悟を決めて、自分もロープを持って夜に家を出た。

 なるべく人目に付かないが、必ず人が通る場所として、堤防を死に場所に選んだ。

 脇に植えられた太い木の枝にロープをかけ、輪を作り、首を通した。

 足が地面を離れて一瞬苦しかったが、運がいいのか悪いのか気を失ってしまった。

 気が付くと病院にいた。

 どうやら枝が折れたらしく、堤防の横を通る道路に転がり落ちて通りかかった車が救急車を呼んでくれたようだ。

 病院の先生や警察の人に「どうしてこんなことを」と聞かれ、怒られ、両親には泣かれ、怒られた。

 親の涙を見たときは申し訳ないなと思ったが、それもつかの間で死ぬことすらまともにできない自分がさらに嫌いになった。

 一度自殺を図った奴が学校にいては空気が悪くなると思い、学校は休学した。

 さらにお医者さんによると自殺未遂者は再び自殺を図る事が多く、自分はまさに再び死のうとする様に見えるということで入院することになった。


 それから時間が経った。

 うつ病だと診断され、薬を飲む事で少し気が楽になる気がしたため退院し、一年が経ち、さらにもう半年経った

 あの日以来一度の学校に行っておらず、休学と言う扱いだったが同級生たちの卒業に合わせて退学した。

 高卒資格を取る気も、まして大学に行く気なんてさらさら無かったので再び家での引きこもり暮らしが始まった。

 何か趣味を見つけたり、好きなことを見つけて、それに意識を向けることが出来ればいいと理解はしているのだが、そもそもとして自分を心の底から嫌ってしまった自分に好きなことなんてなかった。

 ただ生きているだけの日々だった。

 むしろ死んでいないだけの日々と言ったほうが正しいかもしれない。

 そして死んでいない無意味に感じる自分をさらに嫌いになってしまうという悪循環だった。

 そうして再び死のうとした。

 何も考えていなかった。

 ただ気が付いた時には薬を大量に服用し、倒れた。

 ここでも地面に倒れる音で両親が気が付き、すぐに病院に運ばれ、死ななかった。

 二度目の未遂ということで強制的に入院となった。


 特にすることも無く、窓の外を眺めていると病室の扉が勢いよく開かれ、少女がずかずかと入ってきた。

 その少女は四月には入ったとはいえまだ寒い日が続いているのに半そで姿で、両腕には包帯がまかれていた。


「おお!本当に違う人だ。前に入院していたはいってた時には見たこと無い顔だったから入っちゃった」

「はあ……」

「また来るねー」


何を言っているのか分からなかったが彼女は満足したらしく部屋を出て行った。

 外からは看護師さんに「勝手に他の部屋に入らないでください」と注意を受けている声がしてきたが、声を聞く限り本当にまた来るつもりなのだろうと思う。

 彼女は次の日にもやって来た。


「やあ、太陽たいよう君?」

「”ひかり”です」

「これは失礼!」


今日もノック無しに入ってきた彼女は頭を軽くたたいて「しまった」というリアクションを取ると何もなかったように部屋の中に入って来てベッドの淵に腰を掛けた。


「私は白石華奈しらいしはな。君と同じく自殺志願者だよ」


握手を求めるように手を伸ばされたがすぐに反応できなかった。

 こんなにも明るく振舞う女の子が自ら命を絶つことを想像できなかった。

 そして瞬間的に、死に結びつかない雰囲気と少女という共通点があったからなのか死んだ幼馴染の顔が脳裏をよぎった。

 すぐに手を返さない上に不快感を顔に出していたようで華奈は心配そうに顔を覗き込んできた。


「大丈夫かい?」

「大丈夫。大丈夫です」


自分に言い聞かせるように話すと安心した様に華奈はベッドに座り直した。


「びっくりしたー。自殺志願者と間違われて嫌だったのかと思っちゃったよ」


再び握手を求められたので今度はちゃんと返した。


 「どうして自分が死のうとしてここにいるって分かったの?」


握手ついでに質問した。

 確かに精神科にかかって入院するとなれば相当心が滅入っている人か、限界に達して自分や他人を傷付けてしまった人に限られるとは思うが、彼女からはそれ以外の確信を得る要素があったように見えたのだ。


「うーん。何となくだよね。何回か私も入院してるけど太陽君からはそういう空気を感じた。共感ってやつかな!」


最期は茶化すような感じだったが、今の自分には死のうとしている人の空気感があるということなんだろう。

 自分で死のうとしているのに、死にたがりの空気があると言われると若干変な気持ちになった。

 自分にはやはり覚悟が無いのだろうか。死んでしまった幼馴染の様に、命を絶つ覚悟が。

 そう考えるとさらに自分が嫌いになってしまいそうだったので考えるのをやめて、布団から足を出し、彼女に倣って淵に座った。


「足を怪我してるわけじゃなかったんだ」


それならばと彼女は立ち上がり腰を反らした。


「んー……。じゃあ、歩こう。適度な運動は心も体もスッキリさせるからね」


促されるまま立ち上がって病院内をウロウロすることにした。

 極度の運動不足であったため、ちょっと歩いただけで体力の限界を感じていたが彼女の目当ての場所までは何とかたどり着けた。

 そこは中庭のような感じで、花壇を中心にいくつかベンチがある場所だった。


「体力ないねえ。まあ、座りたまへよ」

「ふう、体力落ちてるな……」


自分が息を整えるのを待って、彼女は左腕の包帯をほどいた。

 そこには今後消えることは無いだろう切り傷が縦横に走っており、明確な意思を持って自分の体を傷付けたことがあるということを語っていた。


「私は今まで四回やった。一回目は手首を滅多切りにした。二回目は階段から転げ落ちた。三回目は薬を飲んで、今回はまた手首をやった……」

「……すごいね」


昨日の口ぶりから何度か病院にお世話になっているのは分かっていたが、そんなにも行動を起こしているとは思わなかった。

 自分ならトロトロと生きる生活に甘んじてしまうかもしれない。


 「すごくなんてないよ。私は死ぬ権利を使ってるだけ」

「死ぬ権利……」

「そう、私が勝手に言ってるだけだけどね」


彼女はあくまで持論だと言ってつづけた。


「日本人なら誰であっても生きる権利があるでしょ?そして自分の意思で物事を決める権利もある。だったら逆に生きる権利を放棄して死ぬことを選ぶのも一つの権利だと思う」

「そう言うのは自己決定権っていうんじゃないの?」


確か授業でそう習った。


「確かにそうかも。でも日本に限って言えば安楽死は認められてないし違うともいえると思わない?」

「確かに」


彼女の意見はよく分かる。痛いほどわかる。彼女の考えだと自分もその”死ぬ権利”を行使した人間なのだから。

 しかし、そんな人間がそう思ってもいいのか分からないが違う気もする。

 自分の死をただ正当化したいだけなような気がしたのだ。


 「でもさ、生きる権利は死ななくてもいいように認められた権利じゃない?死ぬ権利なんてそれこそ矛盾した考えだと、思う……」

「確かにそうだね。でも相反する権利なんていくらでもあるでしょ?」


返事に詰まってしまった。

 言いたいことは分かるのだが、どこかモヤモヤするのだ。


「ふふふ、悩んでいるね」

「ごめん」

「謝る必要はないよ。私だって何を言ってるのか分からない。自分で言い出したことだけど倫理的におかしいし詭弁の様に感じる。でも、その権利は確かにある。そう思うんだよね」


彼女は立ち上がって、何もついていないお尻を払って去ろうとした。


「ちょっと待って」

「ん?」


別に今日でなくてもいい質問だったが、どうしても聞きたいことがあった。


「どうして華奈は自殺しようと思ったの?」

「……」


今まで明るい印象笑顔が印象的な彼女の顔から光が消えた。


「簡単だよ。大人だったり、今をちゃんと生きてる人は『生きてればいいことがある』『将来はきっと明るい』なんていうけど、生きててもいいことなんてないし、将来を考えるのが苦痛で、明日を生きるのが不安で、今日を生きるのがしんどい。道は広がっているのかもしれないけど、そんなの暗くて見えないし見たくない。そう思ったから私は死のうと思った」

「、ありがとう。答えてくれて……」


再び笑顔に戻ると彼女は手を振って部屋に戻っていった。

 こんなところに来ているのだから、何か心に抱えているのは十分に予想できたのに。

 彼女の明るさからそんな単純なことを見落としていた。


(申し訳ないことしたな……)


言いたくないことを言わせてしまったかもしれないと後悔しながら自分も部屋に戻った。

 その日は彼女の説いた、死ぬ権利について考えて、深く眠れなかった。


 次の日、彼女と話すことは無かった。

 連れて行ってもらった中庭の空気感が気に入ったのでベンチに腰掛けに行っていたのだが彼女を見つけることはあっても、話すことは無かった。

 とは言え自分も言いずらいことを聞いてしまったような罪悪感もあったし、死ぬ権利について考える時間も欲しかったので、久しく何かに没頭する時間が出来た。


 その日も中庭に行って風に吹かれながら時間をつぶそうかと思っていたが、空は薄暗く今にも雨が降りそうな天気であった。

 入院から72時間が経過し、考えていることは物騒かもしれないが久しぶりに何かに没頭できたのが良かったのか、先生的に自分から今すぐにでも死にそうな人の空気は無くなったらしく、今日一日任意で入院してから退院して薬と定期診察で様子見するという流れが決まった。

 先生が診察を終えて部屋を出て行ったあと、どうしても彼女と話さなければならない気がして、後を追うように部屋を出た。

 しかし、よく考えると自分は彼女の病室を知らない。

 病室の名札を確認しながら歩く姿はかなり他の人にかなり不自然に映るだろうと思い、彼女がいるという確証もないのに中庭に足を運んだ。

 彼女に連れられた通りの道順で中庭に入ると、いつもの様に明るく笑顔の彼女がベンチに座り、隣に座れとジェスチャーで伝えてきた。


「やあ、一昨日ぶりだね」

「うん。昨日はちょっと、考え事があって」


彼女の隣に座ったは良いが話が全然つながらないし膨らまない。

 何か話さないとと思い話題を引きずり出そうとしてもどうしても彼女の”死亡権”の話題しか思いつかなかった。


「……明日退院になったんだ」

「ほう!元気になって何よりじゃないか。私みたいに帰ってこないようにね」

「うん。それで、ちゃんと、話さないといけないと思って……」


ただ彼女の意見について聞くだけなのに、何か触れてはいけない部分にまで触れてしまいそうな恐ろしさがあった。


 「何を話すのかなんて野暮なことは聞かないよ。でも太陽君には私のことを話させて」

「聞くよ。全部」


彼女は微笑んで話し始めた。

 彼女は家族のことを話し始めた。


「私はお医者さんの家系に生まれて、お父さんは医者でお母さんは看護師なんだ」


彼女は両親をはじめ、親戚やお父さんの病院に勤めている人やそこの患者さんからも『華奈ちゃんも将来はお医者かな』と期待をかけられていたようだ。


「幼稚園とか小学校とかまではそうだと思ってた。でも中学に上がって、ちょっとつまずいた時、お父さんもお母さんも私を責めたてた。『こんなこともできないなんて家の子ではない。恥だ!』なんて言ってね」


苦笑いを浮かべて今は気にしていない昔話の様に彼女は語っているが、やはり昔の話と割り切ることはできないのだろう。苦しそうに見えた。

 彼女は更につづけた。


「親からお前は我が家の恥だーなんて言われたから頭にきて、高校はちょっといい学校に入った。まあ、それでも自分の出身校に比べて程度が低いだなんだって文句ばっかりだったけどね」

「そう、だったんだ」


自分の家はそんな代々続く○○の家なんてことは無く、高校も家に近くて学力的に行けるところでこだわりはなかったが、彼女の場合は医学系の大学に強い高校に入る事を望まれていたんだろう。


「で、高校に入った後も理系に行きなさい、大学はここに行きなさい、校内順位が二桁なんてありえないとか口出ししてきてさ。私は親の人形なんだって思った」


子どもを操り人形のように育てる親がいるなんて話を聞いたことはあったが、周りには居なかったので正直都市伝説の様に思っていた。だが彼女にとってはリアルのことだったと思うと軽々しく「つらかったんだね」とか「そんなの無視すればいいんだよ」とか、無責任なことを言うのははばかられた。


「親のお人形遊びに使われるのは嫌だったから私は手首を切った」

「それが最初の未遂なんだ……」

「そう!結構痛いし血が抜けてクラクラしたけどさ、病院に運ばれて意識がしっかりしてきたときにお父さんもお母さんも心配そうに私のこと眺めててさ、『何を馬鹿な事をやっているんだ!』なんて怒ってて。一矢報いた気がしたんだ」


今まで操れていた子どもの想定外の行動に焦った親の顔を見て、子どもは一矢報いたと感じる。なんだか、悲しい物語を聞いている気分になった。


 「そして、人形に戻らないために反抗することにした。わざと男の子っぽい格好や髪型にしたりね」

「死ぬ権利もその反抗の一つなの?」


彼女の口がぎゅっと閉まり、目からも話しているときの明るさが消えた。

 一拍おいて彼女は体ごとこちらを向いた。


「そうかもしれない。世間的にも制限されている行動だけど、自分で死を選ぶのは私が親や大人たちの操り人形ではないと宣言するのに一番わかりやすく手インパクトがあるからね」

「確かにそうかも……」


彼女の話に聞き入って、納得してしまった。

 自殺の良し悪しは置いといて、彼女の考えやその後ろにある情景をある程度理解できてしまった。

 さらに自分も自分の命を捨てようとした、死ぬ権利を使った側の人間として、彼女の考えを否定するのは偽善すぎる、何の根拠もなく他人の未来について語る分かった風の大人と何も変わらないと思ってしまった。


 「太陽君はきっと私の考えを理解できて否定するところもないのに納得できないんだと思う」

「よく分かったね。なんだか、認めてはいけない気がして。自分だって死のうとしたのに、不思議な気分だ……」


首を少し振りながら苦笑いを浮かべていると彼女は立ち上がって中庭を出て行ってしまった。

 少し遅れて自分も中庭を出て、病室で退院の用意をした。

 翌朝、両親そろって迎えに来てくれた。


「あ、そうだ、華奈ちゃんから伝言があったの」

「え、あ、はい。ありがとうございました」

「はい。お大事に」


わざわざ見送りに来てくれた看護師さんから、伝言だという紙を受け取って車に乗り込んだ。

 伝言は簡単に一文。『また別の場所で会おう』とあった。


 退院してから半年が過ぎた。

 家に引きこもり続けているのはよくないということで父さんの伝手で近所のガソリンスタンドでバイトをさせてもらっていた。

 そんな夏の頂上を越えて、これから段々涼しくなってくるというときにそのニュースは流れた。

 『高校二年生女子、自宅で死亡。自殺として調査』

 季節の変わり目でメンタルをやられてしまったんだろうと考えていたが数日経って、死んだ女子高生が白石華奈だという話が出てきた。

 流石に驚いた。

 何度も自殺を図ってきた彼女だったが、どこか死ななそうな雰囲気があったのだ。

 だが、彼女は死んだらしい。

 誰が死んだのかが出ると次から次に真偽不明の噂話があちこちから飛び出してきた。

 同じ学校だと名乗る生徒は『彼女は虐められていた』と話したらしい。

 元同じ学校だったと名乗る人物は『彼女は自ら死を選ぶような人ではなかった』と話したらしい。

 とある学校関係者を名乗る人物は『彼女は成績優秀だったが、両親に縛られていた』と話したらしい。

 とある捜査関係者を名乗る人物は『彼女の家から遺書が見つかり、それは五枚だった』と話したらしい。

 ネットを開けば真偽不明の噂話。

 テレビをつければどこから拾ってきたのかすら分からない情報に芸人やら専門家を名乗る人物が持論を展開していた。

 だが、どれだけ調べても彼女の死ぬ権利について触れているネットのページや番組は無かった。

 触れていてもサラッと、公開された遺書に一部として読み上げて終わり。

 逆に、親による子の過剰な束縛については過剰ともいえるほど取り上げ、彼女の両親を自殺に追い込んだ加害者かのように扱い、騒ぎ立てた。


 いつしかせっかく紹介してもらったバイト先にもいかなくなり、自分の部屋でひっそりと自分を責める生活に戻っていた。

 なぜ自分を責めるのかは分からない。

 だが、幼馴染の彼女を無くした時の様に今回も何か生きる意味を失ったような喪失感があった。


 気が付けば自分は団地の屋上にいた。

 かなり高い。

 だが、体は自然とフェンスの向こう側に行き、足は生きることを蹴り飛ばした。


 翌日、男性が飛び降りによる全身打撲で死亡しているのが発見された。

 団地では以前も同年代の女性が飛び降りにより自殺していることもあり、この地区でいじめがあったのではないか再び調査が入る事になった。

 また、彼が残したと思われる遺書には


『私は死ぬ権利を行使し、自ら命を絶つ。こんなバカなことしかできない自分が自分は嫌いだが、どうか許してほしい』


と書かれていた。

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死亡権 霊黎 @leirei00

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