夏にしか出ない静かさ

よくある、喧騒真っ只中な夏ではなくホラーであり切なくもある静かな夏という雰囲気が作品全体から久々と感じた。蝉の鳴き声、決して多くも少なくもないであろう車の通り音、何もかもの音が独立して聞こえてくるようなそんな静かな夏が、決定的な瞬間、全てが無音となるような感覚を覚えました。

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