第2話二人の生活
ふふふふふふふっふっふふふふ
ついに魔道具の力を見せるときが来たようだな
「手始めにひおこしからだ!」
「魔法でよくない?そんな手間のかかる道具よりはやいよ?」
おいおいさっき魔法をつかうなっていったよなもしかしてこいつ認知症かな?
「魔法よりこっちのほうが楽しいし、ロマンがある」
「それに道具の回路に触れなければ、外側を可愛くデザインできるぞ?」
たのむからこれにくいついてくれ女子はこういうのがすきなはずだ
「え?好きにデザインしていいの?」
よし!食いついた
「ああいいぞ?魔法を使わないと約束してくれるならさらにどんなことでも聞いてやろう」
勝ったなこれでこいつは魔法を使わないし毎日魔道具をいじるだけで終わるだろう
「じゃあ、私と二人でずっとここでくらして!」
「そんなことでいいのか?もっと金をくれだのせこいお願いをされると思ってたのに」
だが正直助かっている、もし無理難題を言われたら俺は何もできないからな
「まあ、分かったこれから一生よろしくなアイ」
「もおーその呼び方じゃなくて、あ ん な で呼んで?わかった?次その呼び方したらゆるさないからね?」
なぜそこまで昔にこだわるのかは知らないが今の俺は優しくもなく、この子がしっている俺じゃない。
だがそれを話すのはまだ早い俺はもう少しこの生活をしてみたい
この二人だけの生活を
「ちょっとぼーとしてないで早く使い方教えてよ~」
「ああ、今行く」
俺は適当な返事をし、すぐに彼女のもとに駆け寄り魔道具の使い方を教えるのであった
1年後
「おはよ~いつも通り早起きだな」
「ユウが遅いだけでしょ?ほら朝ごはん食べて」
「ああ、いつもありがとう」
俺はコップに注がれたコーヒーを飲みながら朝の眠気と戦っていた
この一年での変化は少ないがしいて言うなら夫婦感が増した
愛奈は朝ごはんや家事をして俺は狩りや畑仕事
まるで夫婦だ
まあそれがいいんだけどね!
俺は大好きだから早く気持ち伝えたいいんだけど緊張で無理だ
今度の誕生日の時にでも伝えてみるか
うん、そうしよう
僕はもう魔法を使わない ラス @LAS4
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