結構予想外

王道の時代物、ホラー系伝奇かと思いきや想像をちょっとずつ外していく小説だったなあ……。食えない琵琶法師、さっぱりとした人物描写の中にも個性が見えた討伐隊の人達、もちろん物語のメインの男女など、良い面でも怖い面でも人の恐ろしさを垣間見たような気がします。

この作品はもうちょっとその先を読みたい感じもするかな~って思ったんですが、結論は人の熱さを感じるもので、読後感は悪くなかったです。

しかしホント琵琶法師食えないやつやな~。