間違いダラケのサイコパス描写 ～あなたのサイコパス描写、間違ってますよ！～

まとめ：ダークトライアドとは？

「そんな～。オレのサイコパス描写はまちがっていたなんて～」

「今日も街の平和は守られた。それにしても、間違いを正す行為は気持ちがいいな～」

「なんだとテメエ!?　そんなくだらねえことで快楽を得やがって！　お前も、サイコパスじゃないか！」

「違う。私はサイコパスではない。『マキャベリスト』だ」

「マ!?」

～～～～～～～～～～～

『自分の利益のためなら、他人すら傷つける行為が平然とできる人』

　は、厳密にはサイコパスではありません。

「マキャベリスト」

　と言います。

「どんな手段や非道徳的な行為であっても、結果として国家の利益を増進させるのであれば許される」

　という考え方である、「マキャベリズム」から来ています。

　マキャベリスト：成功のために、他者を平然と突き落とす

　サイコパス：目的のためなら、犯罪行為もいとわない

　ナルシスト：自分のことしか考えない

　この三大悪要素を全て兼ね備えている人を、

「ダークトライアド」

　と呼ぶそうです。

　人の日常生活を脅かす存在として恐れられ、

「もっとも近くにおいてはいけない人物」

　なのだそうです。

　近年では、これの他に「人をいじめることで快楽を得る」タイプである、

「サディスト」

　も含むようになり

「ダークテトラッド」

　とも言われるそうです。

～～～～～～～～～～～～～

◆全体のまとめ

・サイコパスは「快楽目的では」人を殺害しない。

・人殺しは、あくまでも手段。なんらかの目的、または法則性がある。

・「異常者を調べたらサイコパスだった」というケースは、確かに多いかもしれない。

　しかし、「サイコパスが総じて犯罪者になるとは限らない」。

　社会的に成功しているサイコパスも、存在する。

・サイコパスには、様々な種類がある。

・サイコパスの描写や表現は、プロでさえ難しい。

　ぜひ、参考までに。

　また、このエッセイさえ、必ずしも正しいわけではありませんのであしからず。