掌編小説・『ミルクキャラメルの独り言』

夢美瑠瑠

掌編小説・『ミルクキャラメルの独り言』

(これは2019年の「ミルクキャラメルの日」にアメブロに投稿したものです)


       掌編小説・『ミルクキャラメルの独り言』


 私は名前は醍醐・伽羅(だいご きゃら)といって、「幼な妻」で、まだ16歳なんですが、35歳のパパみたいな人の、お嫁さんになっているんです。

 夫は醍醐・瑞樹(だいご みずき)といって、平凡な会社員なんです。

 二人とも名前の漢字が難しいので、名前をちゃんと書けたのは中学生になってからでした。


 なーんか宇能鴻一郎さんみたいになってるけど、…


(私は「昭和」の頃のポルノとかを古本で買って読むのが趣味なんです。渋いでしょw)


 パパは私を「ミルクキャラメルちゃん」と呼んで、文字通りに舐めるように可愛がってくれるんです。


 甘い甘い、二人だけの世界…


 私はまだ高校生で、何も知らないおぼこなので、何かとぼけたことを言うと、パパは「白痴美。白いチビだな」とか言って私をいじめたりもします。

 私は「醍醐さん、私をお嫁にして「大誤算」だったわね、」と言い返してやります。

 パパは「そういう台詞もカワイイ、カワイイ」といって、「幼な妻」にキスの嵐を降らせます…


 だいたい新婚夫婦ってこんな風な蜜月の日常なのかと思いますが…


 ロリータ願望っていうのは結局サディスティックな願望で、?衝動というか、マザコンの願望というのはマゾヒスティックな願望なのかしら?とか生意気を考えます。

 ダーリンはそういえばサドっぽくて、エッチの時に「ちょっと縛ってもいいかい?」とか言うんです。本当は縛られたいけど?それで感じたりしたら恥ずかしいから、「ダメ」と言うんです。


 幼な妻が、サドのダーリンに縛られたりしてたらスゴイ!


 だけどそうゆうことはお預けにしておくんです…


 私だってちょっと女の子だからマゾっぽいところはあって、ジャニーズみたいな男の子たちに代わる代わるオカされたいとかーそんな変な夢とか見ちゃうときもあるけどー十代の性欲ってすごいからしょうがないと思うんです。


「ミルクキャラメルちゃん、今日は残業だから遅くなるよ」と、ハニーから架電があって、ちょっと暇を持て余していたんですけどー

 そうしたら高校の同級生が3人うちに遊びに来たんです。

「伽羅ちゃん、あなたは本田翼ちゃんに似てるねー」とか、「TWICEの新曲聴いたー?盛り上がるねー」とか芸能人の話で盛り上がったりしているうちに、変なムードになって、結局男の子たちに代わる代わるオカされてしまったんです。


「ミルクキャラメルちゃん、とろけるみたいに甘くて柔らかいカラダだねー」とか、ハズカしいことを言われながら…


 ダーリンは知らないけどー私的には最高でした…てへっ♡


「ラヴィアンローズ!」って感じでした。


 こういう経緯を細かく書きたいんだけどそしたら公開禁止になるんです…


 隔靴搔痒だけど、なーんか疲れてきたんでいったん公開して、私は寝ます…

 


<終>

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