第3話 ギルド登録
きみ、止まりなさい!!
衛兵から声をかけられる。
どうやら検問があったらしい。
「はっ、あなたは、レイモンド家の!
失礼しました、どうぞお通りください!」
「ありがとう、だが家を追い出されてしまったのだ、冒険者ギルドはどこにあるか教えてもらっても?」
「そうだったのですね、、どの街に入るのにも身分証がないと銀貨1枚必要になるのでギルド登録は必須ですね。ギルドならこの通りを真っ直ぐ歩るくと広場がありますので、その右手にございます。頑張ってください!」
ありがとう、と声をかけ、俺はまっすぐ進んでいく。持っているのはある程度のお金と家から持ってきた剣、幸運のスキル、これから新しい生活が始まるんだなと、どきどきする。
広場に着くと真ん中には噴水、周りには屋台やお店が並んでいる。そして右手に大きな建物と冒険者ギルドと書かれた看板が立ってあった。
俺は中に入り職員に声をかける。
「すいません、ギルドの登録をしたいのですが、、」
「はい!かしこまりました!それではまずギルドの説明からさせていただきますね!
ギルドは民間の依頼から国からの依頼まで、数々の依頼を冒険者の方にやってもらい、それに対する報酬を与える、という形でやっておりまして、簡単なものだと家の掃除だったり、薬草の採取、難しいものだと魔物の討伐やレアアイテムの入手などもありますね!
それぞれにはランクが付けられており、自分の冒険者ランクと同じかそれ以下のものしか受けられませんのでご注意を。
冒険者ランクはF〜SSまであり、初期ステータスにより初めはFかEからスタートとなります。何か質問はありますか?」
「いえ、大丈夫です、ありがとうございます」
「それではこちらの石に手を置いてください!」
すると石が光だし、冒険者カードが発行された。
「ありがとうございます!リアス様ですね!冒険者ランクはEからのスタートとなります!頑張ってください!」
こうして俺の冒険者生活がスタートしたのであった。
貴族の家から追放されたので気ままに生きたいと思います おざごん @Ozagon
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