第2話 追放

「ただいま帰りました!」


「おお、よく帰ったぞリアス!

よし、食事にしようか!!」


すぐに手洗いを済ませ食卓につく。


「それでは、私の祝福の成果をお見せします!ステータス!!」


すると、父様も母様も黙り込む…


「リアス、貴様、戦闘職ではないではないか!しかもなんだ、幸運とは!運が良くても戦いには使えないであろう!!」


「そんなっ!でも努力次第で剣術スキルなどはみにつけれます!」


「何を言っているのだ!私のような騎士であれば剣術は初めからCランク、さらに今はAだぞ?兄のラルフも今はBランクときく、職なしでどうやってそこまで強くなるつもりだ?」


「そ、それは、毎日剣術の練習をします!」


「したとして、もしAになったとしても、騎士であれば防御スキルや攻撃スキルを覚えるのだ、全てできるとでも?」


「そ、それはっ、、」


「もういい、お前とはもう勘当だ!出て行け!!」



こうして俺は、家を追い出されたのであった。

家を出る際、母様が、

「ごめんねリアス、、あんな父で、、

いつでも連絡くれてもいいのよ?最悪あの父と離婚してでも、、、」


「いいんだよ、母様、どうせ俺も冒険者になりたかったからちょうどいいよ、ありがとう笑」


「そ、そうなの?大変だろうけど、頑張るのよ、、これ、少ないけれどお金、持っていきなさい。」


「あ、ありがとう母様、、、行ってくる」


まずは近くの街、ロモスの街に向かう方にした。道中お金を確認すると、金貨10枚も入っていた、これだけあれば1ヶ月は暮らせるぞ…!?ありがとう母様、、、

さらに、道中に幸運スキルって一体なんなんだ、と考え、ステータスを見つめていると、スキルの欄に鑑定スキルが現れた。


えっ!?どうしてスキルが!?

試しに使ってみる、あの草に向かって、、鑑定!!


雑草 F

その辺に生えている草


お、おおお!ランクと説明が出てくるのか!

なら、、俺はステータスボードのある項目を

みて、艦隊を発動する。


幸運 SS

そのものの運を大きく上げる。

全ての値に+100%する。


全ての値に…?どういうことだろう、、のちに検証だな…。

そうこうしているうちに、ロモスの街にたどり着いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る