たかが二年。されど二年。

 わからなかった。
 そこに描かれていることが、なにひとつ。

 自分ではない誰かを演じるということ。
 ロックとブルースと共に紡がれる、働く若者たちの恋と夢と人生。
 この人物が、どう感じるか。どう生きるか。
 ロックとブルースが表現するような人生とは何か。
 その人生の中で訪れる恋とは、なんなのか。

 この物語は演劇のお話でしたが、
『筆致は物語を超えるか』に参加した全ての人の物語のような気もしました。
 経験したことのない感情を、どこまで理解し、表現することが出来るのか。

 私は参加して、何か成長……できた気もしなくもない……?(うーん)
 

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