初夏色ブルーノート 《演劇編》

作者 野々ちえ

73

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★★★ Excellent!!!

まっずいコーヒーを出す
しょぼい喫茶店。
なんだか飲んでやっている感があります。
そのせいか、我が家のようにくつろげる。
きてやっている感?
2年前の再演で、2年前と同じ先輩が
元カレ役。
あの頃は恋のことなんてわからなかったけれど
今は、
今はどうなんだー!
そうして、2年経った今は、先輩すっかり元カレみたい。
ったく、なんでまたこの人と一緒にやらないといけないんだか。
そんなことはつぶやいていないけれど
わたくしには聞こえてきましたよ。

★★★ Excellent!!!

 同じあらすじで別々の作者さんたちが物語を書く企画「筆致は物語を超えるか」に参加されている作品です。
 素晴らしい物語が集う中、本作は「圧倒的なリアリティ」で描かれる、「演劇」をテーマにした物語。
 これは持論ですが、面白い物語ってリアリティが必要だと思うのです。この物語はその「リアリティ」が凄い。
 きっと世界のどこかで、こんな物語が展開されていると納得してしまうほど、没入感のあるお話です。
 ぜひこのリアリティを体験して欲しい! とてもオススメのお話です!

★★★ Excellent!!!

 わからなかった。
 そこに描かれていることが、なにひとつ。

 自分ではない誰かを演じるということ。
 ロックとブルースと共に紡がれる、働く若者たちの恋と夢と人生。
 この人物が、どう感じるか。どう生きるか。
 ロックとブルースが表現するような人生とは何か。
 その人生の中で訪れる恋とは、なんなのか。

 この物語は演劇のお話でしたが、
『筆致は物語を超えるか』に参加した全ての人の物語のような気もしました。
 経験したことのない感情を、どこまで理解し、表現することが出来るのか。

 私は参加して、何か成長……できた気もしなくもない……?(うーん)