感動すること間違いなし

・HJネット小説大賞2021後期受賞作品です。書籍化もしています。

・優しい追放から始まる物語。命懸けで戦うからこそ、最後まで世界を守りたいと思っていられるようにと、主人公を追放する仲間たち。初っ端から感動の展開。こんな優しい追放は初めてです。

・『忘れられな師』と書いて『ロスト・ネーマー』と読むのかっこよすぎませんか?

・忘れられる呪いってそうとうキツいものがありますよね。過去に戻って関係がリセットってことはよく見ますが、現在進行形で忘れられるってのは心に響きますよね。1秒前まではあんなに語り合っていたのに!パーティーが解散されるたびにこれってキツいっすよー!

・ルッテに言った「あんたの笑顔」このカズトのセリフは実際に読んでほしい部分の一つです!このシーンは個人的に感銘を受けました!やっぱり大切な仲間ですからね。放っておけるはずがないのです!

・忘れられているはずなのに、関係性がなかったことになっているはずなのに……やっぱり絆の力、目に見えない何かが仲間たちとカズトを結びつけているのだと感じた。そういった描写やキャラクターのやりとり、カズトの思い出など、マジで感動します。それだけ作者様は文章や物語を作るのが天才的にうまい!

・忘れられたままとはいえ、また仲間たちと旅ができるって素敵ですね。ロミナを救うための旅。いつか記憶を戻すチャンスがあるのか気になる中盤でした。

・『第四章:闇の龍』での戦闘シーンも神がかった面白さがあります。描写も心情も丁寧でわかりやすく読むのが楽しいです!

・ルッテたちが一緒に来なかったらカズト完全に詰んでたんじゃね?って思うほどディネルが強敵すぎる!

・最古龍ディアとの対面前とは思えないほどの仲間達との温かい時間がとても好きです。詳しい内容は言えませんが、ここのシーンすごくいいですよ。読者もきっと待ち望んでいたシーンの一つだと思います。やっと!やっとだー!でもまだ何も解決してない状況。ここからが本番って場面ですね!

・終盤には感動シーンが盛り沢山でした。カズトとロミナの想いをぶつけ合う戦いも仲間たちとカズトとの絆も。何もかもが、一つ一つの言葉が感動するものばかりでした。

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