第11話 誕生の終幕への応援コメント
二話目以降「これは全部読了してからでなければ感想が書けないな」と思いました。
それだけ引き込まれたと思います。
実のところ私も「自分の思考はここでは無いどこかで実体を持っているのでは?」と考えたことがあります。
きっちり完結した小説に限らず、未完のもの……果てはふと思い付いたワンシーンだけの世界も。
この中で例えば「何でも願いの叶う石」があったとして、その石によって私達の生きるこの次元を知り、こちら側に来る事を願ったとしたら……など。
そういう意味でも“ボク”の末路に背筋がひやりとしました。
文章と言うものに生じる責任に無自覚な人達にとって、ねないこだれだ的な「こわいはなし」になってくれれば、と思う、次元の垣根を超えた作品だと感じました。
作者からの返信
聖竜の介さま
こんにちは、澤田啓です。
素晴らしき応援コメント及び評価までを賜りましてありがとうございます、作者として歓喜しております。
さて『非業の〜(以下略)』ですが、聖竜の介さまを始めとするweb小説に自説を述べられておられる方々のエッセイを参考文献として執筆された作品でした。
恥ずかしながら私自身がラノベ(テンプレ物)と呼ばれる作品群に対して、まる知悉していなかったことから……皆様の発表されておられる内容を参照し、ラノベとは、ラノベ作者とはこのような者であろうか?と思索しながら書き上げました。
ボクについては自分自身の『読まれたい』と云う承認欲求と、自分自身が『描きたい物語』の狭間で揺れ動く……私の影とも呼ぶべき存在であり、自分自身の哀しき半身と云うイメージの人物でした。
メタ・ネタ物語として最終最後のオチで、一名のテンプレ物作家が消失したとしても……次にはまだまだテンプレ物作家が控えているとのバッドエンドを演出してみました。
2021.7.9
澤田啓 拝
第11話 誕生の終幕への応援コメント
おお……。かりそめにも書く身の私にとって、強烈な、しかし魅惑的な、毒。お見事です。リオタジ・テイターの太刀筋、しかと我が身に受け止めました。重厚な神話的スケールに圧倒されました!
作者からの返信
らざるす様
おはようございます、澤田啓です。
この度は拙作『非業の〜(以下略)』を、最後までお読み取り戴きまして……誠にありがとうございます。
異世界転生物としては、異端で異質で異形なる作品でありましたし……性格に難の有り過ぎる筆者の毒舌と、最後には暴走気味の脱線までお見せしてしまったと、心苦しくも思っております。
恐らくは当作品の真なる主役であるRiot Agitatorの斬れ味は、如何な物でしたでしょうか?
今後も、物語のキレを探求しつつ……精進し創作に励みたい所存です。
2021.6.27
澤田啓 拝
編集済
第11話 誕生の終幕への応援コメント
完結おめでとうございます。
面白く、ひと息に読ませて頂きました。
ふふ。
このキレッキレの皮肉。
澤田さまの世界は、やはり好きです。
作者からの返信
石濱ウミ様
こんばんは、澤田啓です。
応援コメントおよび評価まで賜りまして、ありがとうございます。
皮肉屋なのか性根に難があるのやら……執筆者本人にも判じかねる次第でございます。
貴重なお時間を、このように妙ちきりんな小説に割いて戴き……申し訳ないやらありがたいやらの気持ちで一杯です。
2021.6.23
澤田啓 拝
第10話 終焉の開始(※自虐表現注意)への応援コメント
コメント失礼します。
ボクといわれる作者を並行世界に存在する剣で倒すのであろう展開は、前作時点で予想しておりましたが、これはネタバレとなるかもという懸念があり、躊躇して記載しなかった次第です。
妄想とリアルの対比が、印象的でした。
さらにメタ視点の構造。
最終間際ということですが、
興味深く拝読させていだだきます。
作者からの返信
海青猫さま
おはようございます、澤田啓です。
展開についてのネタバレについてご配慮を賜り、誠にありがとうございます。
作者である『ボク』も主人公である鵜久森愛鸞も、私自身を投影した人物であり……第10話につきましては、自分自身 vs 自分自身と云う非常に個人的かつ内省的なお話であります。
どちらの存在も、私の内面を戯画的に吐露した人物であり……どうにもお恥ずかしく個人的には哀しき回でした。
ラスト近くまでお付き合い戴き、本当に感謝の念しかございません。
残りあと1話ではありますが、お付き合いを賜れますことを切望いたします。
2021.6.23
澤田啓 拝
第11話 誕生の終幕への応援コメント
斑猫です。
完結おめでとうございます。
カタストロフィの先のトゥルーエンドと見せかけて「三つの星」ですとか
カケヨメ中の隠し玉作家(笑)ですとか、最期までエッジの利いた作品でしたね。
あとで近況ノートにお邪魔いたします。
ではまた。
作者からの返信
斑猫さま
ありがとうございます、短編以外では初の完結作でした。
最終話は……悪ノリが過ぎたかな?とちょっぴりお恥ずかしいです。←今更ですが
筆者的な感想でも奇妙な作品でしたが、最後までのお付き合いに大感謝でございます。
2021.6.22
澤田啓 拝
第10話 終焉の開始(※自虐表現注意)への応援コメント
斑猫です。
読者によってはこっちの方が前話よりも「残酷描写」かもしれませんね。
※なお、私はノーダメージですね(笑)
……そう言えば、作中の登場人物が作者の所業に疑問を抱くという展開はジェフリー・フォード氏の短編「ファンタジー作家の弟子」を想起させました。
あちらは作者に物語を書かせないよう作中作の登場人物が主人公である少女に依頼するという感じでした。過去に二度ほど読んだのですが、カクヨムデビューする前と後ではかなり異なった印象を抱いたのを覚えております。
ではまた。
作者からの返信
斑猫さま
おはようございます、澤田啓です。
諸々の狂気と諸々の残酷描写とメタ展開による終結を迎えつつある拙作ですが、私……不勉強ながらジェフリー・フォード氏の当該短編については未読でありまして、今後の糧として目を通しておきたいと思っております。
なお……本作は次話にて完結(予定)となっておりまして、最終話までのお付き合いをお願いいたしたくキーボードを叩いております。
壮大なスケールに見せかけて、呆気ない結末を見せつつある本作ですが……拡げた風呂敷を畳んだように思わせる、筆者の右往左往っぷりをご笑覧くださいませ。
2021.6.22
澤田啓 拝
第9話 虐殺の狂宴(※ゴア表現注意)への応援コメント
コメント失礼します。
リアルと妄想の対比ということで、この虐殺展開なのだと推察します。
シニカルな感じがいいですね。
そういえば、指輪物語ではオークはゴブリンと同じ感じ(人型)だったと記憶しています。(読んだのが結構前なのでうろ覚えな感じですが)
ただ、いつのまにか自分の中でも豚のイメージになっていました。どこで認識が変わったのでしょう……。
作者からの返信
海青猫さま
こんばんは、澤田啓です。
私もトールキンによるオークとゴブリンの関係性についてうろ覚えで申し訳ないのですが……『ホビットの冒険』(1937?)にてホビット族に敵対する種族として登場したのがゴブリンで、『指輪物語』(1954)に登場したサウロンの雑兵がオークだったかと……。
そしてゴブリン【ホビット族の言語で表すオーク種の怪物(方言?)】 = オーク【中つ国の公用語で表す人間に似た愚かな怪物】ではなかったかでしょうか?
オークに豚のイメージが付与されたのは、D&Dと云うTRPG以降ではないでしょうか。
恐らくは人型モンスターを脳内で映像化する為に、分類された結果かと想定されます。
レベル下位の冒険者が戦う三種の雑魚モンスターとして、ゴブリン(人間を矮小化した小鬼)・オーク(豚頭人身の怪物)・コボルト(犬頭人身の怪物)が誕生したのではないかと思います。
以降のファンタジーやRPGにおいては、D&D版のモンスターイメージが定着してしまっているのでしょう。
※オーク 怪物で検索すると、大プリニウスの『博物誌』(17世紀) に記載された海の怪物にORCA(オルカ) と云う名の怪物がおり、その顔が豚頭であったのもオーク(ORC)の豚頭に影響を与えたのかも知れませんね。
2021.6.22
澤田啓 拝
第9話 虐殺の狂宴(※ゴア表現注意)への応援コメント
斑猫です。
いかな助けてもらった(?)としても、一方的なゴアシーンとなれば居合わせたものが発狂するのも致し方ないかと私は思いますね。恐らくは作中の女の子は戦闘慣れしている感じではなさそうですし。
むしろ敵フルボッコ→→女の子惚れるの方が「異常」ですので。
ではまた。
追記:もうクライマックスに向かっているのですかね(驚愕)
作者からの返信
斑猫さま
深夜に失礼いたします、澤田啓です。
お察しの通り……本作品は残り1〜2話で完結予定となっております。
※これは作者が[Alt]+[F4]を押した訳ではなく……当初予定から10話+α程度のボリュームで構成される作品であったのです。
2021.6.21
澤田啓 拝
第8話 黒刃の暴走への応援コメント
斑猫です。
いったいこの話、どう転ぶのでしょうねぇ……
しかしそれにしても、「カケヨメ」にしろ「ヨモカコ」にしろR15 が限度だったはずなので、「ボク」がどう思ったとしてもアレな展開になったら★が降ってくるどころか「消される」と思うんですがねぇ……
多分「ボク」は愉しい愉しい執筆活動(笑)に没頭していて気付かないんでしょうねぇ
ではまた。
作者からの返信
斑猫さま
こんにちは、澤田啓です。
はい……お察しの通り「カケヨメ」は「ヨモカコ」からの連結発想でございます、発想盗人をお許しくださいませ。
作品の展開でございますが、当初予定の通り……そろそろ終焉に向けて走り出しております。
もう少しご辛抱のほどを、よろしくお願い申し上げます。
2021.6.20
澤田啓 拝
編集済
第3話 神との対話への応援コメント
新連載、楽しく拝読させて頂いております。
これから『片道切符の単身赴任』が、(←このフレーズ好きです・笑)どうなるか。
ワクワクしながら、大切に読ませて頂きますね!!
作者からの返信
石濱ウミ様
おはようございます、澤田啓です。
応援コメントをありがとうございます。
実は……本作は短編集に収まりきらないボリュームになりそうなので、別途単独の連載となってしまった作品なのです。
そのような事情も相まって、そこまでの長き旅路にはならず、中編(?)程度の長さで完了予定なのです。
おそらくは呆気なく終わると思われる片道切符の単身赴任行に、お付き合い戴ければ幸いです。
2021.6.20
澤田啓 拝
第5話 転籍の地へへの応援コメント
コメント失礼します。
エターナルチャンピオン……エルリックでしょうか?
アルビノの皇子とか、なつかしいです。
ストームブリンガーは色々な話の原点(元ネタ)となっている意志ある剣ですね。
その実、積み本になっていて、完全に読破できていませんけど。
作者からの返信
海青猫さま
こんばんは澤田啓です。
まさしくご名答でございます。
個人的な野望ですが、もし……私が剣と魔法の世界を描くのならば、主人公にはストーム・ブリンガーの次元違いver.を装備させてやろうと画策しておりまして……本作において無理矢理の匂わせ登場と相成りました。
白子皇子さんにおかれましては、今回限りの出演となっております。
2021.6.17
澤田啓 拝
第5話 転籍の地へへの応援コメント
斑猫です。
色々と切迫した状況下のようですが、お決まり(?)の神戸弁が軽妙で場を和ませてくれますね。
まだ物語は序盤ですが……魅力的だったので思わずレビューを書いてしまいました。拙い内容ですが……気に入っていただければ幸いです。
ではまた。
作者からの返信
斑猫さま
応援コメントをありがとうございます。
そう……これから壮絶にそして壮大に盛り上がるであろう物語を、最後まで目を離さずに期待して読んで戴きたく……お願いする所存です。
斑猫さまにおかれましては、素晴らしいレビュウまで賜りまして本当にありがたいと思っております。
定番の神戸弁と共に、今後ともお楽しみください。
2021.6.17
澤田啓 拝
第1話 或る男の死への応援コメント
澤田様
お久しぶりです。
新作スタートしたのですね!
読んで思ったのでが、私、なんか澤田さんの文章好きなんです。
読みやすいし、文章がしっかりしてると言うか、うまく表現できないのですが……。
人材としての経験や、知識量の違いが伝わってくるので文章の深みがほかの作品と全然違うと言うか……。
続きを楽しみにしてます♪
作者からの返信
伴瀬リカコ様
こんばんは、澤田啓です。
拙作への応援コメントを、ありがとうございます。
素晴らしい物語を描き終えられた伴瀬リカコ様に、斯様なお褒めの言葉を頂戴し……光栄であり嬉しくもあり、そして身の引き締まる思いであります。
流行に乗り切れずにいる私の語り口が、今時の素材に乗ったならば……どのような科学変化が発生するのか否か、実験的に始めた新作ですが……完結までお付き合い戴ければ幸いです。
2021.6.13
澤田啓 拝
第1話 或る男の死への応援コメント
おはようございます、斑猫です。
新作通知にびっくりして駆けつけました。
浅学ながら……澤田先生の心中に大いなる思惑があるものだと思って拝読させていただきました。
タイトルからしておどろおどろしいのですが、頑張って拝読させていただきます。
※不都合がございましたらこのコメントは削除していただいても大丈夫です。
追記:私も長文タイトル作品を2本擁しておりますが……創作論及び近況ノートにあります通り実験作でございます。内容は本家と変わりませんのでご安心を。
作者からの返信
斑猫さま
こんにちは、澤田啓です。
拙作への応援コメントをありがとうございます。
今後の展開に、乞うご期待でございます。
2021.6.13
澤田啓 拝
第1話 或る男の死への応援コメント
企画に参加していただきありがとうございます。
異世界転生とは思えない出だしで、個人的には好きでした。
ただ、ナースコールを押したときにのんびりとしたような声が返ってきた、というのはどうなのかな、と思いました。
入院患者の情報は看護師が共有してるはずなので。
作者からの返信
きょんきょん様
おはようございます、澤田啓です。
拙作への応援コメントを賜りまして、まことにありがとうございます。
ご指摘のあった、ナースコールに対する看護師のリアクションについてですが……あれは私の実体験に基づく、他人の生死に対する人間と云う生き物の本質的な無関心さを表現したかったのです。
私自身は未だ生きてはおりますが、術後数年の生存率が100%ではない病を発症し入院〜手術をしたその夜に、ICUで寝かされていた私を襲った謎の激痛……思わず枕元に置かれたナースコールを押下した時の再現なのです。
『死に行く入院患者とその家族、死が常態的に身の回りに存在する医療従事者、両者の温度差』
みたいな空気を表現したかったのですが、私の力不足で現実感に乏しいと感じさせてしまう文章となり……恥いるばかりです。
2021.7.30
澤田啓 拝