斑猫です。
読者によってはこっちの方が前話よりも「残酷描写」かもしれませんね。
※なお、私はノーダメージですね(笑)
……そう言えば、作中の登場人物が作者の所業に疑問を抱くという展開はジェフリー・フォード氏の短編「ファンタジー作家の弟子」を想起させました。
あちらは作者に物語を書かせないよう作中作の登場人物が主人公である少女に依頼するという感じでした。過去に二度ほど読んだのですが、カクヨムデビューする前と後ではかなり異なった印象を抱いたのを覚えております。
ではまた。
作者からの返信
斑猫さま
おはようございます、澤田啓です。
諸々の狂気と諸々の残酷描写とメタ展開による終結を迎えつつある拙作ですが、私……不勉強ながらジェフリー・フォード氏の当該短編については未読でありまして、今後の糧として目を通しておきたいと思っております。
なお……本作は次話にて完結(予定)となっておりまして、最終話までのお付き合いをお願いいたしたくキーボードを叩いております。
壮大なスケールに見せかけて、呆気ない結末を見せつつある本作ですが……拡げた風呂敷を畳んだように思わせる、筆者の右往左往っぷりをご笑覧くださいませ。
2021.6.22
澤田啓 拝
コメント失礼します。
ボクといわれる作者を並行世界に存在する剣で倒すのであろう展開は、前作時点で予想しておりましたが、これはネタバレとなるかもという懸念があり、躊躇して記載しなかった次第です。
妄想とリアルの対比が、印象的でした。
さらにメタ視点の構造。
最終間際ということですが、
興味深く拝読させていだだきます。
作者からの返信
海青猫さま
おはようございます、澤田啓です。
展開についてのネタバレについてご配慮を賜り、誠にありがとうございます。
作者である『ボク』も主人公である鵜久森愛鸞も、私自身を投影した人物であり……第10話につきましては、自分自身 vs 自分自身と云う非常に個人的かつ内省的なお話であります。
どちらの存在も、私の内面を戯画的に吐露した人物であり……どうにもお恥ずかしく個人的には哀しき回でした。
ラスト近くまでお付き合い戴き、本当に感謝の念しかございません。
残りあと1話ではありますが、お付き合いを賜れますことを切望いたします。
2021.6.23
澤田啓 拝