概要
「お兄さん。わ、私なんて、彼女にどうですか……?」
「……わたし、お兄さんのことが好きだったんです。小学生の頃は、本当のお兄さんのような意味での好きでしたが。中学生になった頃からは、男の人として好きになりました」
「そ、そうだったんだ……」
俺のことを好きだと聞いて、素直にうれしい。
それはそうとして、今まで仁奈ちゃんのことは妹のように思っていたしな。
まあ、先ほどは成長した仁奈ちゃんにドキッとさせられたとはいえ。
「ねえ、お兄さん」
「な、なんだ?」
仁奈ちゃんが一拍置いて、口を開く。
「……わたしじゃ、ダメでしょうか?」
「ーー!」
仁奈ちゃんが上目遣いで、そう言う。
か、かわいい……!
ダメじゃない。
ダメじゃないがーー。
「そ、そうだったんだ……」
俺のことを好きだと聞いて、素直にうれしい。
それはそうとして、今まで仁奈ちゃんのことは妹のように思っていたしな。
まあ、先ほどは成長した仁奈ちゃんにドキッとさせられたとはいえ。
「ねえ、お兄さん」
「な、なんだ?」
仁奈ちゃんが一拍置いて、口を開く。
「……わたしじゃ、ダメでしょうか?」
「ーー!」
仁奈ちゃんが上目遣いで、そう言う。
か、かわいい……!
ダメじゃない。
ダメじゃないがーー。
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