この追放は優しさでできている

伝説のパーティ『銀翼』の英雄を両親に持つ主人公エル。
彼にとってつらい追放劇から幕が開く。
追放後のエルは、英雄の子供として恥じないように影ながら王都の民を支え続ける。
両親たちが護った王都の人々を自分も護りたいと。

タイトルにあるように、エルは【応援】と言うスキルを使って仲間を助ける縁の下の力持ち……これは……脇役!?
かと思いきや、実はその才能は多岐に渡っていて……。
関係各所からの大いなる過大評価(本人談)からくる期待を一身に浴びるエルだが、持前の努力と優しさでそれを現実のものとしていく。
これは主人公エルのエルによるエルのための物語。

『銀翼』の精神は、エルの新パーティ『白銀の誓い』へと受け継がれる――

コメディ多めの掛け合い系異世界ファンタジー。
エルに惹かれる女性陣の尻に敷かれるエル……という将来の図式しか見えない(笑)
旅を続けるエルたちは果たして英雄と呼ばれる存在になるのか!?

個人的にはトロ氏の作品の中で一番好きかな。

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