『感』を制する者は全てを制す ※性的な意味で(笑)
- ★★ Very Good!!
特定の年齢になるとスキルを授かる王道的な始まり。
主人公ロイド、通称ロイは、”開花の儀”でユニークスキル『感度操作』を得たが、冒険者になる夢を持つが故に、戦闘向きのスキルでないことに落胆する。
しかし天はロイを見放してはいなかった。
ロイは自分のスキルが戦闘にも応用可能だと言うことにいち早く気付く。
味覚、痛覚、触覚などなど『感覚』に関連するものなら全て操作可能な上、その効果は自分のみならず他者にまで及ぶ。
その可能性は無限大であった――
痛覚耐性とかそう言うチャチなもんじゃない、相当なチートスキルだと思います。
極めていけば、自身がダメージを負わずに(受けても感じずに)相手を瞬殺できるレベル。
自身の努力や周囲のドタバタに巻き込まれ、『感度操作』から派生した効果を身に着ける上、なんだかんだで才能があるロイ。
彼は基本的に優等生体質なので自身から波風を立てることは少なく、トラブルの方が勝手にやってきます。
現在は序盤だと思うので、まだ刺激が少なく物足りなく感じることもあるかも知れませんが、ロイがこれから冒険者を目指す中でどのような選択をしていくのか見ものです。
まぁ、全方向に優しいロイ君の『巻き込まれ型無自覚ハーレム天国(ある意味いたたまれない)』の冒険者生活が待っているんだろうなと思ったり。
好かれているのに、きっと気のせいだ……とか思っちゃう性格だからね、ロイ君は。
コメディとシリアスが同居する王道的冒険活劇(現在コメディ多め)。
トロ節炸裂のエロティック・サガ、ここに爆誕!!