梨乃の大改造
梨乃が来てから、1週間ぐらいが経ちメイドとして色々やってくれる。
料理はうまいし、家はピカピカだし、それに梨乃みたいな可愛い人が家で家事してるのは正直言って最高だ
「私は掃除いたしますのでご主人様は、ハウスダストアレルギーなので2階へ上がって好きなことしていてください」
え。、僕のアレルギーまで知ってるのと思ったけどほんとになんでも知ってそうだから気にせずにいた。
僕はラノベを読んでいた、ヒロインは主人公に優しくてデレデレの話、梨乃みたいなヒロインだ、
よく思ったら僕もラノベみたいな生活になってしまってるかも。
ご主人様って言われるのもいいけどなぁ
優希の頭の中にある、梨乃に以前言われたことが気になってしょうがない
「ご主人様の命令いえ、命令じゃなくてもどんなことでもしますよ!」
犯罪とかなら少し考えますけどねと付け加えられて言われた。
梨乃をメイドっていうのはかなりいいけど、家事している時だけで、
いきなりだが、僕も梨乃のことが好きだ、だから男女のいわゆる、彼女彼氏の関係にもなりたかった。
何もない日は梨乃とも遊びたい。
今のままだったらデートに誘ったりすると「ご、ごひゅじんひゃま!?えっと、嬉しいですけどー」とか言うから、
うーん梨乃に告白していようかなぁーとベットの上で寝転びながら目を瞑り考えていた。
いきなりすぎるけど、梨乃は僕に一途で大好きと言ってくれた、
きっと、梨乃もかしこまった関係より気持ちが緩い方が気が楽だと思う。楽しいと思う、梨乃は前好きと言ってくれたからきっとうんと言ってくれるはず。
これで拒否されても梨乃があんなこと言うから悪いってことにしよう、
決意が決まったところで梨乃を呼ぼうと思うとドアを開けたら梨乃が目の前にいた
梨乃side
私は掃除をしていた、私の掃除はご主人様の生活を左右する大事な役目であり使命だから1つでも汚いところを流してはならない。
掃除機で埃をすいとるが、基本的一つ一つ雑巾で拭いていく、家具の後ろまでも家全体。
もちろん、ご主人様の部屋は特別ですよ、ぐへへ
梨乃は優希が寝てる間に優希の部屋を音一つ立てずに掃除する、もし音を立ててご主人様に怒られたら、悲しくてどうにかやってしまいそうになるけど、きっとご主人様は優しいから。大丈夫
優希の部屋はほこりひとつないを超えてもやは光っている。
優希が起きる時間、太陽が登って窓に日差しが通る時部屋中が光で反射している
なぜ、私はこんなにもできるのかって?そんなの決まってるではないですか///ご主人様の寝顔を拝みながらできるのですよ、やる気もヤる気も2倍です!
寝顔を見ている時は本当に襲いそうになる、
「ふぁー、ごしゅじんひゃまーかわいすぎですぅ」
そんなこといいながらめちゃくちゃかおを近づけて
30分のほど香りを嗅ぐ
これがたまらなくて、鼻に、頭に、肺に体全体にご主人様が入ってきて 家の香りだけでも興奮してしまったが、これだけはもう我慢できなくなる、
「好き、すきぃー大好きぃ、私だけのご主人様♡」
私だけのご主人様であはあるが思ってるだけで
ご主人様の梨乃であるのは事実です。
そんなことを妄想しながら掃除していると、
ひらめいたかのような感じになった、
「ご主人様に、呼ばれてる?!」
私、ご主人様に呼ばれるなんて嬉しすぎる!
さっきの妄想もあって少し変態気味な梨乃だが、あり得ないほどの速さで片付けて、優希の部屋の前で待ち構えた。
終了
ガチャ、扉開けると目の前に梨乃がいた、
「ご、ご主人様私をお呼びでしょうか?はぁはぁ、
なんな、りとお申し付けください、なんでも致します」
なぜか息を荒くしながら喋りかけてくるから、一旦落ち着かせた
「り、梨乃大丈夫か?いったん落ち着こう、ね?」
「は、はい」
「とりあえず、部屋入って?」
「え、、え?!」
「あ、ごめん男の部屋にはいやだよね」
「そ、そんなことはございませんよ!ご主人様これからどういたしますか?!私は脱げばいいでしょうか?!」
梨乃
ご主人様に部屋に誘われちゃった、やばいすごいゾクゾクして、興奮する、好きで好きすぎて言葉にできないぐらいのご主人様に誘われた、私はどうしたらいいでしょうか、ご主人様は草食なので私からでしょうか、それとも草食系のご主人様がケモノになって私を襲うのもまたいいです!いや、後者は私多分死ぬと思います
「え?、ごめん梨乃なんて言った?」
「い、いえ!何も言ってませんよ」
いや、今絶対やばいのが聞こえたよ
「じゃあ、入ってー」
梨乃が息荒く入ってきた。
僕はなぜ梨乃がそうなってるのか分からなかった、
梨乃に座るように言っても
「いえ、ご主人様の前で座るなど、」
とかいうから
「今日は、そう言うことについて話そうと思って」
恥ずかしいけど、恥ずかしいから話そうという決意がより一層高まった、
「あ、あの相談なんだけど」
「は、はい///ご主人様なんでも言ってくださいなんでもいたしますよ♡」
「梨乃は、そ、その家事の時のメイドの姿もいいんだけど、梨乃とも気軽に話したいなぁーと思ってて
実は僕梨乃のことも好きで、だから、その、つ、付き合って下さい!」
「んっ♡」
梨乃は目をハートにしながらなにを言われるのかと楽しみにしていたが、予想外すぎる言葉に梨乃はベットに倒れていった
「ご主人様?!う、嘘ですこんなの嘘ですぅ嬉しすぎてぇ幸せすぎますぅーぐへへぇ///、ごにゅにんにゃまー♡」
それから10分くらいご主人様と連呼しながら僕の枕を抱いてくねくねしていた。
「はぁ!失礼いたしました、お見苦しい姿を、
けど♡ご主人様は私のことが好きなんですかぁー?」
「う、うんだからいい、かな?」
「も、もちろんです!、うっ、嬉しくて涙がぁ」
「あ、ありがとう!」
梨乃なら大丈夫と思ってたけど改めて返事をもらうととても嬉しい
「それでさ、家事の時はメイドの梨乃でそれ以外は
気軽に接して欲しいんだ」
家事の梨乃はとても楽しそうなのでそれを止めろって言えなかった、けど梨乃が承諾してくれて安心したぁ。
「有り得ませんよぅ〜ご主人様♡私はご主人様のことならなんだってお聞きしますし、受け入れますよ」
「ちょ、ちょっと、心読まないで!」
「わたしの1つの特技でもあり趣味でもあるご主人様のことなのです、これだけは無理です!」
やっぱり梨乃は優希のことならなんでもわかってしまう。
「ご主人様話してるうちにもうこんな時間です
お風呂に入ってきてはいかがでしょうか?」
時刻は只今7:30分だ
「分かった、言ってくるよー」
「はい、いってらっしゃいませ、ぐへへぇ」
優希は最後の変な声は扉が閉まって聞こえなかった
梨乃
(、えっともういっかなぁーうん香りも薄くなってきたから行ったかなぁ♡ お風呂に一緒に入るのもいいけど絶対に怒られるから梨乃はこーするもーん)
と思いながら梨乃は優希のベットに飛び込んで、枕を抱いて顔に近づけ、布団の中に入り布団で自分の体を包んだ。
絶対何かなると思ったけどこれは予想以上だった、
掃除中はいつもご主人様が来るかわからないからできなかったけどこの時間だけはすごい
毎日してやるけど、ご主人様がさっきまで入って休んでいたベットはすごい
ずっとずっとこうしていたい、ご主人様の体温、匂い、ベットの上、そして抱きしめられているようなこんな感覚。
「んっ//ごしゅじんしゃまー♡、あっんだぃすきでぇす、んっ、」
枕がご主人様でお布団がご主人様と思いながらご主人様サンドイッチされてる梨乃は身体全身が震えてきた
ずっとその快感に浸っていたいと思っていたらいつのまにか時間は経っていて
「り、りのぉ?!何してるの!」
優希がいつのまにかドアを開けてこちらを見ていた
「へぇ?、ご、ご主人様!申し訳ありません、ご主人様の匂いつられてつい、」
ベットから出て腰を90度曲げてなんどもお辞儀してきたので
「そ、そこまで謝る必要ないけど臭かったでしょ?」
「ご主人様?臭いなんてありえません!私この匂い大好きです、世界で一番いい匂いです!こんなにきもちいい匂いはありません」
「いい匂いって言ってくれて嬉しいけど」
きもちいい匂いって何?優希はそう思った
「きもちいい匂いというのはですね、匂いを嗅いだだけでもう、それはそれは気持ちよくなるのです」
ちょっと、梨乃が暴走してるからいったん流れを変えなくては、僕も恥ずかしいし
「り、りのお風呂に入ってきたら?」
「は、はいかしこまりました、覗いても構いませんからぜひ来てくださいね?♡」
「は、早く行ってきて!」
「ご主人様ったら照れてぇかわいいです!行ってきますねぇー」
リブウィズメイド 鯵の閉まり @ajikou
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