某有名RPG(DQ)の主人公が他のRPG(FF)に転生したら。。。

@SQEXDQFF

第1話 ワープ完了!っておい!

俺の名は【とんへい】なぜか濁点含めて4文字しか名前が付けられない世界に生まれたらしく、変な名前であることは認めざるを得ない。でも呼びにくいから仲間からは【とんぺい】と半濁音をつけて呼ばれている。


それはさておき、姫を助けて、竜を倒す。ここら辺はお約束なので省略。まぁこれが目的らしい。生まれた時から決まってる。途中敵を倒してゴールドを手に入れる、武器をそろえる、また敵を倒すの繰り返しだ。サラリーマンとか言うモノとさほど変わりはしない。毎日が同じ繰り返しだ。


そんなあるとき、そうあれは廃墟の街にたどり着いたときだ。その町はたいそう荒れ果てており、毒の沼やらでダメージを食らったもんで、宿屋で一休みしようとした。汚いが一休みはできそうだ、出物腫物ところ選ばず、とりあえずは花を摘むというか生理現象というか、まぁ察してくれ。


落ち着いて座って用を足した時、思わず伝説の武器を中に落としてしまった。やれやれ勘弁してくれよ。とにかく拾うしかない、まぁ汚い仕事はなれっこだ。と手を伸ばした瞬間、体がワープしたのを感じた。「ん、ワープ魔法でもかけたか?」と自問自答した、俺は町から街へ移動する魔法は覚えている。だが勝手にかかることはない。ワープ魔法を使った後は気分が悪い。自分体を分解し、魔法で物理的に飛ばして、目的で再構成する。時おり吐き気もする。ゲームのように気楽にはいかない。

「やれやれ、体の中に忍ばせておいた印が誤発動でもしたのか」と思った。


扉を開けると見たことのない光景が広がっていた、明らかに人間らしい奴らはいるが、自分とは全く違う、6頭身でシュッとしてる、はたまた俺は二頭身、というかしゃべってる。俺の世界では自分はしゃべらない、他の人間のしゃべる声はほぼテレパシー的な何かだ。なんだあの大剣は?みたこともないし、体と同じくらい太い。とにかく分かったことは自分が異世界に迷い込んだことだ。空飛ぶ船や6頭身の人間、変な可愛い鳥のような生き物。

やれやれこれは大変なことになった。。。とんぺいはいつもと違う環境に明らかに戸惑っていた。。。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

某有名RPG(DQ)の主人公が他のRPG(FF)に転生したら。。。 @SQEXDQFF

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ