第26話 終

 恋人達のクリスマスが熱く熱く過ぎると、かくして、寮生達の激動の一年は過ぎていった。


 そして、年明けの日、ベッドから起き上がり、手の中にヤタガラスを握り締め、日向凛々奈は窓越しに眩い黎明を見詰めていた。


 賑やかな一年間が、また始まる―――




(終わりとさせていただきます。ありがとうございました!)

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学生寮に求める理想の高校生活 林部 宏紀 @muga

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