少年達が集うのは『現代文化研究部』……そこはオタク少年達が自分達の趣味を楽しめる場所。
それもまた青春だろう。しかし、彼等にはゲーム作製をするという夢があった。
物語の導入部はそんな彼等の元に一人の少女が加わるところから始まります。そしてそこから青春と恋は動き始める。
恋愛と夢のバランスを考慮した演出、それぞれに始まる爽やかな恋、中編ながらに詰め込まれた面白さ、何より読んでいて楽しいのは作者さんの巧みさ故ですね。
続きが読みたいと思える作品というのは良作。私は彼等の青春のその後に想いを馳せました。お薦めの作品!