古語と文語の良さを噛み締めて味わう詩集です

表題のとおり、
全編を通して、古語と文語で貫かれた古式ゆかしい詩集です。

かなり比喩や擬人表現も個性的なので、初見では面食らうかもしれません。
ですが、段々この調子がクセになってくるのです。

五七調の唱歌を思い出すような懐かしさもあれば、
神事で奏上するような祝詞を彷彿とさせるものもあり、
切れ味の鋭い破調で貫かれた詩までと、多岐に渡ります。

うーん、この空気感を文章化するの難しいな。
でも、更新があると「待ってましたー」ってなるんです。

あと、大変、古語の勉強になります。