それはただの「願い」だったはず。どこで何を間違えたのだろうか。

「幸せになりたい」

始め、それはただの願いだった。
それを叶えるモノがあるという。
叶える願いはただ一人ただ一つ。
しかも何でも望みのまま。

人はそれを奪い合い、殺し合うようになった。
いつしかただの「願い」は「欲望」という名に変わってしまった。

人の営みが続く限り「欲望」は元の姿に戻れないのだろうか……。


そんな感想が浮かんでくる物語です。
謎も多く一読ではなかなか分かりにくいかもですが、どうか読んで欲しい。