久しぶり? それとも、はじめまして?

主人公の女子高生・優希が帰宅すると、玄関で待っていたのはミホと名乗る同世代の少女。見覚えのあるような気も、ないような気もする、そんな相手との約束を果たすため、優希は海へ向かう。
思春期の、二度と戻らない刹那の時間を過ごす彼女たちの、ストレートな感情と言葉が胸に迫ってくる一作です。まさに人生の分岐点に立つその姿が、とても眩しく感じます。
最終話で明かされる、少女の正体にはとても驚かされました。