これは良作。誰かのそばにあるであろう物語。

そう、この物語は切なく狂おしくなるほどの恋もイチャイチャもジレジレなどのラブコメ要素も無い。
ほろ苦く、そしてほんのり甘さを感じる、1人の少女の恋の物語。
だからこそ、誰にでも心当たりがあるのでは?
もっと早く気づくべきだった自分の気持ち。
あと1歩踏み出せてたら実っていたかもしれない恋。
幸せな今が壊れてしまうかも事への躊躇い。
これは誰かの気持ちを代弁したかのような、ほんのささやかな物語。

是非思い出して欲しい。
その時の気持ちを。