あとがき

 本作を最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。


 この連載を始める前は、小説を書くのを少しお休みしていました。


 書く喜びよりも、いいものが書きたいという気持ちが優先してしまって、何を書いても自分の作品が「おもしろくない」と思え、投稿する前に原稿をポイっとすることを繰り返していました。


 この作品を書くにいたったのは、花金というイベントのおかげです。敷居の低いイベントのルール、参加者さんたちのレベルの高い作品や優しさ、そういったものに背中を押してもらって、とにかくなにか一つ投稿してみよう、と気軽に投稿しました。


 そういう経緯で本作品を書き始め、おかげで「私はお話を考えて書くことが本当に好きなんだ」ということを思い出すことができました。


 私史上最長の五万字を超える中編となったこの作品、書き始められたのも、最後まで書き上げられたのも、花金というイベントと、応援し続けてくださったみなさんのおかげです。(マジです!)心から感謝しています。


 これからもよろしくお願いいたします。

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