「食堂『まどか』のふつうのご飯」は作品概要を拝読する限り、この作品はタイトルにある食堂「まどか」を中心に、5人のお話が繋がっていく「連作」になるようです。
この作品のタイトルにある食堂「まどか」は、どちらかというとお話の中心にはなく、食堂「まどか」を通して読者が主人公と会い、そして彼らの持っている悩みを見ていくという感じの話になっているように思います。
また展開が早く、さくさくと話が進むので、人によっては「悩みに対してそんな簡単に答えを出せるものだろうか」と疑問を感じる方もいるかもしれません。ですが、重すぎるのを避けたい人にとっては、その軽さがいいようにも思います。
読む人の立場や状況などによって、どう感じるのかかなり違うのかなと思いますが、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。