■用語集
【干渉者(かんしょうしゃ)】
表と裏、二つの世界に干渉できる能力を持っている人。
イメージを具現化できる能力を持つ。
レベルが高くなると、魔法詠唱なしでモノを召喚できたり、姿形を変えたりすることができるようになる。
干渉者は表と裏の世界、それぞれに存在する。
経験値=干渉者のレベルではない。干渉者としての力の強さは、心の強さ、イメージ力の強さに比例する。経験が浅くても、イメージ力が強ければ、古参を超えることもある。
多くの干渉者は、自分にその自覚がない。
【干渉能力(かんしょうのうりょく)】
表と裏、二つの世界に影響を及ぼす力。
物理的な概念を無視した物質/物体の出現を可能にする。
あるいは、科学的要素を無視した、魔法的な力。
イメージを高めて具現化させることが出来る力。
【悪魔(あくま)】
表の世界の影響で、レグルノーラに現れる不吉な存在。
元は、表の人間による悪意。干渉能力を備えた人間が、裏に悪意を持って干渉することによって現れる。
【ダークアイ】
悪魔の一種。黒いねっとりした不定形生物。進化形は巨大な目玉と触手を持つ。
物理攻撃が効かない。
【市民部隊(しみんぶたい)】
レグルノーラの市民によって、市民生活を守るために構成された部隊。
志願制。
通常は魔物が森から侵入しないよう、警備を行ったり、魔物を退治したりしている。
頻出するダークアイ殲滅のため、第一、第二の二つの部隊が協力して作戦を行っている。
銀のジャケットを制服としている。
・第一部隊…竜騎兵。隊長はライル。
・第二部隊…歩兵。隊長はウィル。
・第三部隊…森に張ったキャンプで主に生活支援を行う。
・第四部隊…食料や物資の調達と供給。
・第五部隊…砂漠の侵食の調査を主に行う。
【竜(りゅう)】
レグルノーラに棲む生物。野生種は森に生息している。
人間と同じか、それ以上の存在。
翼竜の一部は、市民部隊、干渉者が契約し、飼い慣らしている。
パートナーとなる人間に卵を割られることによって、主従関係に。
長い間生きていると
黒、灰、黄、赤茶、群青、色の濃い竜が殆どで、どんなに色素が薄くても薄めのグレーが限界。
不定形生物に弱い。
【魔法(まほう)】
あらゆる法則を無視したもの。
魔法陣によって、表裏、それぞれの世界の物質を行き来させてみたり、転送させたりすることもできる。
姿を変えたり、相手に術をかけたりすることもできる。
魔法陣自体は使わなくても魔法を発動させることは可能。魔法陣があればより強固な魔法を発動できる。
<七属性=火・水・光・風・木・
・赤…炎系
・青…水系
・緑…援護系・木
・桃色…回復系
・黄色…光・雷
・紫…闇系・弱体化魔法
・銀…聖なる光
・赤黒…呪い・破滅・禁じられた魔法・強制魔法
【覚醒(かくせい)】
干渉者としての目覚め。
干渉能力があると自覚し、自分の意思で力を使えるようになること。
【塔(とう)】
レグルノーラ の中心にそびえる白い塔。
世界を一望できる展望台があり、観光名所にもなっている。
最上階には、塔の魔女と呼ばれる最高権力者が住む。
【能力(のうりょく)の解放(かいほう)】
干渉能力を潜在意識下で眠らせていた干渉者から、無理やり能力を引き出すこと。
これにより、簡単な訓練のみで力を操れるようになる。
能力の解放は、高位の干渉者のみが行える。
【砂漠(さばく)】
表と裏、二つの世界の狭間と言われる場所。
時空が歪み、都市部と時間の流れが違う。
生温く、生臭い場所。岩と砂がどこまでも続いている。
砂漠特有の魔物が生息する。
森との境目に発生する時空嵐に飲み込まれると、別の時間軸に飛ばされてしまう。
【一次干渉者(いちじかんしょうしゃ)】
自分の力で異世界へ干渉する力のある干渉者のこと。
干渉を多く行った場所には、ゲートと呼ばれる二つの世界を繋げる穴が出来やすくなる。
【二次干渉者(にじかんしょうしゃ)】
一次干渉者の影響下でしかレグルノーラに飛べない人のこと。
自分に影響を与えている一次干渉者が近くにいるときに、異世界へ干渉することが出来る。
もしくは、力の強い一次干渉者の力を借りれば、異世界へ干渉することが出来る。
【無意識下(むいしきか)での干渉(かんしょう)】
自分で異世界に干渉しようと思って干渉しているのではなく、知らず知らずのうちに干渉してしまっていること。
夢の中で異世界に迷い込んでいるような感覚を持っている場合、また、いつも同じ場所を夢で見るような場合は、この可能性が高い。
無意識下で干渉した場合、本人には干渉の自覚がない。場合によっては身体を具現化せずにぼんやりと景色を眺めているような状態で干渉していることもある。
【干渉者(かんしょうしゃ)のランク】
E~A、S、SSランクまで能力によって細かく分類される。
塔の魔女ディアナはSSランク。美桜とジークはA。
干渉者協会なるものが査定・認定・分類・付与している。
多くの干渉者が加盟している。
・E…魔法を帯びている、使える様になった程度。誰かに頼れば世界を行き来できる。
・D…二つ以上の属性の魔法を指示通りに操れる状態。自在に世界を行き来できる。
・C…ものを具現化させることができる状態。
・B…魔法陣を使わずに一つでも魔法を使うことができる状態。又は、魔法陣を正確に記述し、実行できている状態。
・A…二つ以上の魔法を同時に使うことができる状態。
・S…竜を従え、三つ以上の属性の魔法を操り、表世界でもその力を使うことができる状態。
・SS…頭で思い描いたことを即座に魔法へ変換し、広範囲に効果を及ぼす大魔法を操れる状態。相手の潜在能力を見抜き力を引き出すこともできる。
【干渉者協会(かんしょうしゃきょうかい)】
レグルノーラの干渉者たちの殆どが登録する機関。
干渉者のランク付けや管理、指導などを行う。
ランクにアルファベットが使われているのは、設立に表の世界の干渉者が関わっていたため。
古書や古い資料の保管、研究も行なっている。
【リアレイト】
表の世界のこと。地球世界。
【竜石(りゅうせき)】
竜の力を蓄えることのできる石。
森の一角にある洞穴の奥に結晶があり、砕いて使う。
竜と同じ目の色の石だと、力が蓄えやすい。
竜の化石が変化したもの。
【洞穴(どうけつ)】
レグルノーラに唯一存在する地下深くへと繋がる洞穴。
無数に分岐していて魔物も巣くうため、一般人は足を踏み入れない。
奥には灰色の地竜グロリア・グレイが棲んでいて、竜の卵と竜石を守っている。
通常、人間は立ち入り出来ない。
※※※【レグルノーラの悪魔/設定集】※※※ 天崎 剣 @amasaki_ken
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