神より原初的で非人格的な、自然や宇宙そのものの意識ようなモノローグ。

人の姿や営みを映しながらも、それを時の高みから鳥瞰して行くような、シベリウスの最後の交響曲や「タピオラ」にも似た眼差しの遠さの広がる、コンパクトにして壮大なファンタジーです。喜びも悲しみも結局は同じだというような …

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