編集済
第11話 食卓の風景への応援コメント
こちらの吸血鬼は、なんとなくユーモラスな日常が透けて見えて、このような作品も好きです。
そんな彼らが人を狩る際には一変する様相が思い浮かぶのは、そこかしこに微かに窺うことが出来る吸血鬼の残忍さを忍ばせた澤田さまの筆力でしょうか。
それにしましても、人を狩る時の
吸血鬼って色気がありますよね。
読んだのがアン・ライスの『夜明けのヴァンパイア』や古典の『女吸血鬼カーミラ』とかだったからかしら?と思わないでもなく…。
澤田さまのおすすめ作品の三部作を、読んでみたいと思いました。
図書館で借りてこよう!楽しみ!!
しかし、図書館が蔓延防止なんたら〜で休館中なので、それが終わるまでは我慢です。
休館中なのは満員電車のような図書館なんだからだ、と、自分に言い聞かせております。
いつ行ってもガラガラに空いて見えるのは、多分、きっと、間違いなく、私だけなんですよ。
※追記失礼致します。
ふふ。
実はかく言う私も、澤田さまと同じ妄想をしておりましたので、かのような言い方でございました。
おそらく、たくさんの方々が、いらっしゃる筈。私も、知らずのうちにその身体を『通り抜け』たりしているのだと(笑)
作者からの返信
石濱ウミ様
連投の澤田啓でございます。
人が血を吸う不死の怪物である吸血鬼に、何となくエロティシズムを感じるのは『人間の形をした生き物(?)が、首筋等に口付けをして血を啜る』と云う行為に由来しているのでしょう。
※絵面としては、欧州の貴族的な美麗吸血鬼に限定されると思われますが。
私もアン・ライス女史の『夜明けのヴァンパイア』シリーズ(ヴァンパイア・クロニクル)は読了いたしました。
怪物 vs 人間の図式ではなく、夜の怪物達が織りなす愛憎劇の切り口が面白かった記憶があります。
※ただし、私にとっては同性愛的な表現を含むロマンスの部分が強すぎて……他の方にオススメするのは少し気恥ずかしかったりしなかったり……(笑)。
図書館の閉館についてですが、まともに正論を述べると『公立の公共機関が非常事態宣言下に開館することは不可能ですよね〜』としか言いようがないのです。
しかしながら再び怪奇な幻視を以って想像すると『多重世界の交差する蔵書機関(アカシック・レコード)である図書館には、次元や時代を超えた……私達の視界には映らない多数のお客様が来館し、図書館の司書達だけに見える数多の人命を新型コロナウィルス感染症から守る為、図書館は閉館せざるを得ないのだ』等と云う、ヘンテコな空想に思い至ったりしてしまうのです。
つまらない妄想にお付き合い戴き、申し訳ございませんでした。
2021.6.7
澤田啓 拝
編集済
第10話 永劫の影は死への応援コメント
コロナで亡くなられた方々のご冥福をお祈りしております。
ただなにぶん、コロナウィルスの実態が、いまいち分からないと思っているのは私だけなんでしょうか?
研究所のお漏らしだったのでは…なんて想像逞しいと『陰謀論』と笑われてしまいますが、それもまた、あながち嘘ではないような気もしますし、そうなると大騒ぎしている理由も分かるのですが、
実際のところは、分からないことばかりで、分かりません。
現にコロナウィルスは存在するようですし、それを蔓延せぬように努力することの意味やらその意義は理解しておりますが、
まるで万能薬のように宣伝される、治療薬ではないワクチンに飛びつくように注射をしたがる人がいるだけならまだしも、それを強制しようとしている人がいるのも、よく分かりません。
日本総人口の約1億3千万人のうちのコロナウィルスの総死者数が現在約1万4000人。
これは、感染症としては傑出して多いのでしょうか?
毎日カウントされる『陽性者』は、あくまでも陽性者で、重症者の内訳は、自ら調べないことには、どのくらいなのかも分かりません。
そもそも風邪に効く薬はなく、対処療法しかないのですから恐れるのは当たり前で、ワクチンで重症化を防ぎたいのもよく分かっております。
インフルエンザも然り、ですものね。
こちらは一応治療薬はありますがインフルエンザに罹った時、後日そのお医者さまに『リレンザ処方だったけど確実に効いた!ってなる時とならない時あるけど今回どうでした?』と言われ思わず正直に『分かりません』と答えておりました。
インフルエンザ予防接種のおかげで39度の熱が2日で解熱傾向に向かったのか、リレンザが効いたのかは、分からないからです。
考えても、もやもやと分からないので最近はあまり考えなくなりましたが、
こちらの作品みたいな出来事が起こりましたら、納得してしまう自分がいそうです。
面白かった…という言い方は不適切かもしれませんが、今まさにこれぞ人類の終焉の始まりに居るようで、興味深く、面白かったです!
作者からの返信
石濱ウミ様
こんにちは、澤田啓です。
新型コロナウィルス感染症についてですが、恐怖&怪奇小説を愛する者の意見としては『未知なるモノへの恐怖心』がその根源に潜んでいるのでしょう。
日本国内における累計死者数から鑑みる致死率が、季節性インフルエンザによる致死率(2〜3%)の数分の1程度であろうと推測される(※新型コロナウィルス感染症と既往症を併発した死者数を含まない)状況であったとしても……やはり特効薬のないウィルスに感染する恐怖が上回るのではないでしょうか?
厚生労働省と各自治体の密約(国からの指示?)により、総検査数すらも抑えられている(かも知れない)状況下においては……マスコミの発表すら真なる数値ではない(かも知れない)と、日本……いや世界中の国々で我々のような上級でない市民は疑心暗鬼と大人の事情による混沌の渦に叩き込まれているのかも知れませんね。
新型コロナウィルス感染症に伴う様々な陰謀論や疑念や恐怖が蔓延る中、黄禍論の如きヘイト行動が欧米で横行していると云うようなデマか真実か不明な情報も飛び交う現況は……ある意味で世界中で戦争でも起こっているのではないかとも錯覚させられます。
そんなこんなを書いていると、またもや仄暗い短編小説のネタになってしまいそうで……人間性の暗黒面を表現の主題としている私のような人間からすると、なんとなく『事実は小説よりも奇なり』の言葉が思い出されてなりません。
平和を望む私からすると『有り得ないデマゴーグに乗せられず、親愛なる家族や友人達に累が及ばぬよう、慎ましく穏やかな日常を守るために努力する』ことだけが、今回の感染症における最良の対策ではないかと考えております。
2021.6.7
澤田啓 拝
第12話 6分の1への応援コメント
斑猫です。
某港町にありそうなスパコンの名が「芙蓉峰」になっていたところが個人的には良かったなぁ……と思いました。今ある富岳も、さすがに15年も持たないでしょうから。
それにしても、2036年のスパコンは如何なる性能か、ちょっと気になりますね。
ではまた。
追記:先程は拙作の新作にレビューいただきありがとうございます。
今後とも拙作をご愛顧いただければ幸いです。
作者からの返信
斑猫様
応援コメントをありがとうございます、澤田啓です。
理◯学研究所のスパコン名称……勝手なイメージで『京』→『富岳』→『垓(次の桁)』→『芙蓉峰(富士の異名)』と交互に攻めるラインナップでした。
『世界で一番』に拘泥する必要はないのでしょうが、世界で片手ぐらいの順位を保ったスパコンは先進国家として必要なんじゃないの?
等と1000億円級の初期投資について……他人事のように考えております。
2021.6.6
澤田啓 拝
第5話 Acorn from Hellへの応援コメント
わー! 可愛い怖いいい!! 蟲どもとの心温まる交流、には、ま、ならないのでしょうが。
「聖域」生ずる所、必ずや「我が世の春」の顕現あり。これから温かくなります。心したいと思います……。
作者からの返信
らざるす様
応援コメントありがとうございます、澤田啓です。
まさしくこれから、彼奴等インセクト軍との戦闘が本格化する季節ですね。
当方は辺鄙な片田舎に在住しておりますので、げんなりとうんざりと……そして些少の恐怖を感じております。
それでは今後とも宜しくお願いします。
2021.6.5
澤田啓 拝
第12話 6分の1への応援コメント
「宇宙線」ミュオンなので、高効率で宇宙放射線をミュオンフラックスに変換するデバイスなのでしょうね。凄まじい画期的テクノロジーを、自身も優秀な科学者なのであろう皐月が、ただただ陽一への報復のためだけに実用化する恐ろしさ。全人類を道連れにして。スケールの大きい、ハードSF的恐怖を感じました。面白かったです!
#陽一君、ツレアイは大事にしなきゃいかんよ!
作者からの返信
らざるす様
応援コメントありがとうございます、澤田啓です。
ほうほう……宇宙線を……ミュオンフラックスに変換……ですか……(汗)
えーっと実は『ミューオン(ミュオン)』の登場理由、それは「語感が何となく可愛いかったから」に他なりません。
宇宙からやって来る仔猫の声っぽくて、この音を何とか使ってみたいなと考えておりまして……適当な設定をでっち上げてしまいました。
皐月がミュオン発生装置を開発した科学者であり(裏設定)、個人的な報復の為に全人類を滅亡させる……感情の暴走による恐怖までお読み取り戴き、作者としてはありがたき幸せです。
2021.6.5
澤田啓 拝
第11話 食卓の風景への応援コメント
お久しぶりです、斑猫です。
こちらの作品の吸血鬼は中々バイオレンスですね。
結構創作中での吸血鬼って、モンスターの中では強いというイメージが結びついておりますよね。今回の内容も、簡潔ながらも強さと不気味さと残忍さとが出ていたと思います。
ではまた。
作者からの返信
斑猫さま
ご無沙汰しております、澤田啓です。
応援コメントを頂戴し、ありがとうございます。
ステロタイプの吸血鬼ではなく、一風変わった風情の吸血鬼を愛する私ではありますが……不死の怪物らしく無慈悲で、人が蟻を踏み潰すが如くに人間を喰らう強き捕食者たる吸血鬼の日常を描いてみました。
長編の吸血鬼譚もそろそろ再開したいと思っておりますので、そちらの方もご愛顧して戴ければ幸いです。
2021.6.2
澤田啓 拝
第6話 早過ぎの男への応援コメント
いつも思うのですが、澤田さまの知識量には驚かされます。
どんな本が好きで、どのようなことに興味があるのか…さらにはその頭の中の仕組みが知りたいと思ったりして。
私も、勉強しなくては。
もっと色々なことに興味をもち、インプットしないとアウトプットもままならないのだと日々噛み締めております。
作者からの返信
石濱ウミ様
応援コメントありがとうございます、澤田啓です。
私の場合……余りにも偏り過ぎた知識しか持ち合わせておりませんので、他の人にとっては下らない雑学しか知り得ておりませんし……社会常識等の武装も不足しておるような次第でございます。
読書についても似たり寄ったりで、自分の趣味系(幻想文学や怪奇小説、空想科学小説や【自分の好きな時代の】歴史小説)程度しか嗜んでおりませんです。
ベストセラーや定番の物語にはとんと疎くて、web小説サイトに投稿はしておりますが……未だにライトノベルの定義すら知っておりません。
個人的には『自分の好きなモノを読んで書いてりゃ良いやん』のノリでしか存在しておりませんので……参考にもならないかと思われます。
2021.5.20
澤田啓 拝
第5話 Acorn from Hellへの応援コメント
澤田さま、私も幼少期、全く同じことをしておりました(笑)袋いっぱいの、ドングリ。それが、どうなったのといえば、勿論。
今も見つけると矢鱈と拾いたくなり、コートのポケットに、ふたつみっつと秋から冬にはその可愛らしい木の実を忍ばせております。
ただ、あの頃よりは多少、知恵がつきましたから虫穴が無いかどうかは、よく観察してポケットにこっそりと、しまうのでした。
秋は、落ち葉踏みもやめられません。
無心に乾いた落ち葉を踏む人物を見かけましたら、私かもしれません。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます、澤田啓です。
やはり……誰しも経験する通過儀礼のドングリ事件なのですね(汗)
秋の深まった頃合いの、落ち葉を踏みしめる感触も楽しいですよね。
乾いた落ち葉を蹴り上げたり、足首まで埋めたまま…ズリズリとすり足で歩いたり。
事後の靴の中や靴下の惨状も理解しているのですが……私の悪癖でもあります。
個人的には雨上がりの湿った落ち葉の上を歩くのも、私は好きですねぇ。
2021.5.20
澤田啓 拝
第8話 炎上の結末への応援コメント
お久しぶりです、斑猫です。
炎上という不穏なワードから少し身構えつつ拝読しておりましたが……どんでん返しがあり楽しめました。
歴史を絡めた物語ではあるのですが、非常に寓意的ですね。
炎上や破壊、これらが新たな創造などのポジティブな内容に変換できれば、世の中はもっと幸せになるのかもしれません。
ではまた。
追記:拙作「九尾の末裔~」及び創作論の応援、ありがとうございます。
作者からの返信
斑猫さま
こんにちは、澤田啓です。
約一ヶ月程の間隔が開いてしまいましたが、何とか戻ってまいりました。
応援コメントありがとうございます、障害物や個人では如何ともし難い事案も全て……ポジティブな力へと変換が出来れば、より良い世界が構築可能であろうと、私自身も同様の思いであります。
2021.5.4
澤田啓 拝
第6話 早過ぎの男への応援コメント
斑猫です。
カクヨムコンの作品あたりから薄々感じておりましたが、澤田啓様もテンプレ物には懐疑的な感じなのですね。(拙作群を見ればお気づきでしょうが)自分もそうです。
それにしても、2500年前の出来事の一幕を淡々と描写したうえで、現在のテンプレ物をサラッと皮肉る描写はお見事です。
ではまた。
作者からの返信
斑猫さま
おはようございます、澤田啓です。
流行り廃りと……己が描きたい物語の間に横たわる深い溝、迎合するも孤高に創作するも作者次第……そんな『創作者あるある』ネタでありました。
もし……確固たる個性を含んだ作品が仕上がったとして、それが世に受け入れられることにより……追随&模倣による同種の作品が乱立してしまうと、過去の時点で個性であった作風は『◯◯テンプレの初期型』と評価されてしまうのでしょうか?
悩ましくも恐ろしいお話でございますね。
2021.4.9
澤田啓 拝
第5話 Acorn from Hellへの応援コメント
斑猫です。
クリシギゾウムシの幼虫(クリムシ)の潰れた姿におののいていたあの頃を思い出す一作でした。
白い芋虫大出現! という大変恐ろしい内容なのでしょうが、どことなくユーモラスさを感じ取ってしまいました。
ではまた。
作者からの返信
斑猫さま
こんばんは、澤田啓です。
応援コメントをありがとうございます。
え〜っと……これは私が幼き日に引き起こした事案であり、私が被告である事件なのです。
そう……目ん玉が飛び出る程の勢いで叱られた、哀しき実話がソースとなった物語でした。
実際に私が目撃した最恐の場面は、どんぐりに衝撃を与えた際に……どんぐりに開いた穴から『ウネウネ』&『クネクネ』と身を捻りながら穴から這い出る、まさしく混沌を具現化したようなヤツの姿でしたね。
2021.4.6
澤田啓 拝
第11話 食卓の風景への応援コメント
コメント失礼します。
おすすめのキム・ニューマン著『ドラキュラ起源』、『ドラキュラ戦記』、『ドラキュラ崩御』の三部作を購入し、ようやくドラキュラ起源を読み終えた次第です。
なかなか読み応えがある厚みでした。
吸血鬼の話は、プラムストーカーの子孫の方が書いた話を読んで以来かもしれません。
なるほど、ドラキュラが勝った世界観ですね。
史実と、創作が入り混じった感がいいです。
作者からの返信
海青猫さま
こんばんは、澤田啓です。
応援コメントを賜りまして、ありがとうございます。
ドラキュラ起源に始まる三部作はまさしく、史実と虚構(の登場人物)が入り乱れて物語を構築して行く展開は、私の嗜好に合致するトンデモ歴史浪漫なホラ話なのです。
日本の小説でも『屍者の帝国』(伊藤計劃 × 円城塔:共著)に、同様の構築がなされていて興味深い物語でした。
主流ではない物語世界だとは思いますが、今後……このようなジャンルが盛り上がればと個人的に祈っている次第です。
2021.7.25
澤田啓 拝