キャラと作者と読者たちのケミストリー

現実世界では唾棄される存在。
それが変態。

しかし、アニメ・ラノベといったサブカルチャーの世界で圧倒的な存在感を放っているのは変態キャラではないだろうか?

どこまでも欲望に忠実で自由な彼ら/彼女らは主人公に引けを取らない人気を博してさえいる。

この作品には変態しか登場しない。
初めはそうでなくても、ストーリーが進むにつれ、うちに秘めた性癖を解放し始める。

あたかも、読者たちにうちに秘めた性癖を解放し、変態になってもいいというメッセージのようにも読める。

各話のコメントには、カクヨムの他作品の数倍のコメントが寄せられている。読者もうちに秘めた性癖を解放しているのだ。
登場人物と読者たちの解放の行き着く先は…作者にもわからないだろう。

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