詩 恋日可恋の不安

仲仁へび(旧:離久)

第1話



 右に左に前に後ろに

 どちらを向いて 喋ってるの?


 ちょっとこっちを向いてよ ねぇ

 いま 私が目の前にいるのに


 どっちそっちあっちこっち

 どこに行こうと 思ってるの?


 ちょっとここにいてよ ねぇ

 いま 私がそばにいるのに


 焼きもちやさん 嫌いなの?

 嫉妬は そんなに見苦しい?


 だって せんせい

 恰好良いじゃない

 そんなだから

 いつでも余裕がないの

 ちょっと 分かっててよ この気持ち


 気を引いてたい

 目を引いてたい


 愛されていたい

 愛していたいの



「ストーリー」

 彼女は最初から狂っていたわけではなかった。

 人並みに慎ましく恋をしていた時もあった。

 けれど、きっかけがあり、恋心が暴走した。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

詩 恋日可恋の不安 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ