推しと共に生きる女

作者 陽澄すずめ

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★★★ Excellent!!!

面白すぎました笑 

主人公の女性には、推しがいるのです。推しが好きすぎて、ネイルや、絵師さんの推しのアートな作品を見たりと、一日中推しの事しか考えてません(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎ 

一に、推し、ニに推し、男性より推しな貴女へ、面白いのでご一読を!

★★★ Excellent!!!

フラグデストロイヤーというパンチラインに釣られて読みました。

いやぁ、この手の(ヲタク系主人公の)物語って「虚構よりも現実が大事」とか、「虚構を一緒に愛してくれるパートナーを見つけよう」とか、結局は三次元の誰かと結ばれることを結末とするものがほとんどな印象なのですが、主人公が最後まで二次元に突っ走ってくれて爽快でした。そうそう、こういうのが読みたかったんです。

誰でもいい誰かと、何だっていい何かをしようという誘いには、男たちの桃野への「推し」が感じられませんね。推しっていうのは、そういうレベルの好意じゃないんですよ。

推しっていうのは、人生を削って、その色に染まって、供物を捧げて、その存在の前に平伏させていただくこと自体が「目的」であって、娯楽的生殖行為の「手段」じゃないんだああああ!!!(レビュー中に、殺る気スイッチが入ってしまいました。大変申し訳ございません。)

リア充どもよ、桃野の推し様を見よ。

★★★ Excellent!!!

推しのために生きる女、桃野。

彼女の朝起きてから寝るまでの、とある一日が描かれます。
きっと、彼女の毎日は同じことの繰り返しなのでしょう。でも、彼女はそれでいいんです。なぜなら、楽しいから。

普通、小説は一回読むと飽きます。でも、本作は何回読んでも面白いんです。

彼女の周りにいる人たちは、きっとそんな彼女の輝きを感じて引き付けられるのでしょう。

本作も、きっと一度読んだら、その魅力から逃れられなくなります。

私の『KAC2021イチ推し作品』です!

★★★ Excellent!!!

 会社員の主人公は、あるゲームキャラの大ファンだった。化粧もそのキャラのイメージカラーで、満員電車の中ではキャラの絵を見る。会社ではキャラの二次元小説のおかげでタイプが早いと評判で、お弁当のふりかけもキャラのもの。テニスに誘われても、飲みに誘われても、一人でキャラを堪能するために帰宅する。
 しかし、満員電車の中でも、上司も、テニスに誘ってくれた相手も、飲みに誘ってきた相手も、まるで乙女ゲームの攻略対象並みで……。
 ゲームのキャラに恋する主人公が、実は現実では――。

 いつもの作者様の世界観とは違いますが、世界観や全体の構成や構造の面白さや、巧みさは、流石だと思いました。

 面白かったです。
 
 是非、御一読下さい。