三章 怪物の正体

僕たちは準備を整え横島捜索を開始する。何気ない会話をしながら

立花「あのーココアおねーちゃんってなんかえろいよね。」

ココア「ええええええ、えろい!!!??」

ココアは凄い赤面だ、どうして照れているんだ?えろいってどういう意味だ?聞いてみよう

07「えろいってどういう意味?」

立花「どどどどど、急にどうしたんですか!!セブンおにーちゃん!!」

立花も立花であたふたしている、どうしたんだ本当に?

カイン「魅力的って意味よ、セブン君」

突然カインが意味を教えてくれた、なるほどそういう意味か

07「ありがとうカイン」

カイン「どういたしまして、でもレディにそういうことはあまり聞かないことね」

ん、どうしてだ・・・・まっ意味教えて貰ったからいっか

カイン「それにしても横島の反応が切れ切れだわ。」

02「そうなのか、なら急いだ方がよさそうだな」

カイン「そうね、あの男のことだから何か企んでいるのかもね」

02「ああ、急ごう」

カインの反応を頼りに横島を探し続ける・・・・

しばらくして横島の反応が物凄く大きくなっているとカインは言う

カイン「横島の反応はゲートの近くよ」

07「一番最初に行った場所だな、ここから近い急ごう」

僕たちは急ぎゲートへ向かう、今度は逃がさない。

待っていろよ、横島!



横島「やっと来たか、失敗作共」

02「見つけたぞさあキーを渡して貰おうか」

02は横島に銃を向け脅しをかける。

横島「ふふふ、また私を殺そうとするのかね?」

02「ああ、今度は確実に仕留めるぞ!!」

バンッ 02は向けていた銃を発砲する。

瞬く間に放たれた銃弾は横島の心臓を貫いた

しかし血しぶきの色は緑色だった。

横島「やはりゴミの使い方はこうでなくちゃ」

そこには、横島を庇う怪物の姿があった。

07「なんで、あいつらは見境なしに襲ってくるんじゃないのか!?」

横島「おや、知らなかったのか。このゴミの脳には寄生制御装置が付いてるのだよ、勿論お前たちの脳にもな」

カイン「寄生制御装置って、権限の失ったあなたじゃそれは使えないはず」

横島「ただ、この変異した培養人間なら私の命令を聞いてくれるのだよ」

02「その怪物が培養人間だったのか、何故俺に処理を命令した!?」

横島「02その件はお礼を言わせてもらおう、私もゴミの処理には困っていたのでね、ただ今では私の味方だ」

そういうと横島は血の流す怪物に注射を打つ

怪物「ううううああ、、ああああががががががーーー」

怪物は唸り声を上げ肥大化していく、

横島「012以外は全員殺れ」

怪物「ああああうううううい・・え・・す」

横島「残念だよ07、君には期待していたのに、そこにいる失敗作たちみたいになり果てて、好奇心がそうしたのか、まあもう死んでしまうならどうでもいいよな、、ふふふ、」

横島は不敵な笑みを浮かべながらこの場から離れてゆく

07「おい、待て横島!!」

僕の言葉など横島は聞きやしない。クソ、あの怪物が邪魔だ

今は怪物をなんとかしないと

07「皆、今はこの怪物を倒そう!」

カイン「分かったわ!」

ココア「ちょっと怖いけど頑張ります!」

立花「私もやります!」

02「そうだな、横島はまた探せばいい。よし皆、頑張るぞ」

ババッ バババッ 一斉に銃を怪物に向けて撃つ

しかし怪物は倒れる気配は全くない

怪物「ががががああああきいきいいいいいい」

怪物は唸り声を上げ、立花を鷲掴みにする。

立花「!!!やめて、放して!!」

02「立花!!今、助ける!!」

焦った02は怪物の頭をめがけて銃を撃つ!

怪物は怯んだのか立花を放し、頭を抑え始めた。

カイン「!!皆、頭よ、頭の寄生制御装置を狙って!」

ココア「わかりました!!」

僕たちはカイン指示に従って頭を狙う

撃ち続けると頭の装甲が割れ、寄生制御装置が剥き出しになる

カイン「今よ!!!」

02「これで終わりだ!」

バンッ 02が最後の一発で寄生制御装置は壊れた

怪物の動きは止まり、静かに消えていった

07「終わったのか?」

カイン「そうね、でも横島の反応が封鎖されたはずの研究施設にあるわ」

02「そこで俺たちを待っているのか?」

07「例え罠だとしても行くしかないだろ」

ココア「そうですね、絶対にこの場所からでましょう!」

僕たちは最後の戦いをするために横島のいる研究施設へ向かう

これで最後だ、今度こそキーは渡してもらう!


三章 怪物の正体 完

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