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ロボットを作ったのは贖罪のつもりだった

ロボットを作ったのは贖罪のつもりだった

海来 宙

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★18
6人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 中今透
    179件の
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    ★★★ Excellent!!!

    孤独の星で慟哭する少女

    「猫は死期を悟るといなくなる」と言われますが、牧野桜の両親も未知の病によって死期を悟り失踪します。
    残された少女は「独り」になったことに、心の中で慟哭しながら、両親の遺したものを探し、そして、孤独の中で生きる意味を探します。

    「たとえこの世界に誰もいなくても誰かのためになりたい」

    そう願いながら。
    たとえ、この星に彼女しか人間が残っていなかったとしても……。

    そして、ストーリーが進行するにつれて明かされていく真実。
    ZTコンピューター。
    ロボット。
    異世界。

    様々な事柄が立て続けに起こりますが、桜の態度は一貫して「誰かのためになりたい」でした。
    圧倒的な孤独を書いた本作。
    明らかになった桜の真実の先で、彼女が出した答えとは――?

    • 2024年12月18日 17:46