KAC20212 走る

KAC20212 走る 



掴め、功名。虎よ、羽ばたけ。 佐倉伸哉 さん

https://kakuyomu.jp/works/16816452219032662008


加藤清正が題材の歴史もの。

とにかく加藤清正が格好良く描かれています。実際に作中で走るシーンも多いです。まあ、昔の合戦なんて、大部分は歩兵だろうし、走る場面も多かっただろうなあ。

余所の話で申し訳ないけど、2月にノベルデイズで2000字歴史小説コンテストというのをやっていて、そちらに出ている小説を楽しく読みました。自分も一作品出してみました。やっぱ自分、歴史物は好きなんだろうな。といっても長編だと読み疲れるので、字数上限のある短編は丁度良い。

なので、「歴史小説は難しそうで敬遠しているんだよね」という方にも、加藤清正の勢いを感じてほしいかも。




忙中有閑の哲人ロラン・レ・マルタンス 綾波 宗水 さん

https://kakuyomu.jp/works/16816452219032806844


走る変人ロランと、彼の走りを見た主人公の物語。

舞台はフランスのパリ。かぐわしの都、という香りが漂ってくる一方で、硝煙のに臭いが漂う争乱もある。微妙な二人の関係、微妙な社会情勢を、両者を融合させることで印象的に描いています。



凛々しき王女の求婚 相内充希 さん

https://kakuyomu.jp/works/16816452219049863644


異世界ファンタジー作品。なんだけど、キャラクターの心境描写に重きを置いた作品。

すてきな王女様じゃないですか。

主人公のコナンもいいキャラ。基本的にそんな不穏な要素は無いのだけど、ちゃんと読み応えがありました。

なんというんんだろう、世界観(世界設定という意味ではなく狭義の世界観)がきれいでいながらほのぼのとしていて良かったです。





自作紹介


異世界転生チーレムなら日の目を見るはず kanegon

https://kakuyomu.jp/works/16816452219039713496/episodes/16816452219039731163


第6回まで書いた中では、この作品は自分的には一番イマイチ。起承転結方式の型にも上手くハメ切れなかった。

ただ、カクヨムユーザー的メタネタとして質はもう一つでも面白さは充分。

なおこの作品は、

歴史ジャンルは日の目を見ない ~HEART OF WRIGHT~

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889053692/episodes/1177354054889053697

の続編という形になっています。まあそれぞれ独立した作品ではありますが、よろしければこちらも読んでみてください。


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