KAC20213 直観
KAC20213 直観
金曜ボーナス回。にして、最初の難関回。
お題は直観。直感ではない。
だけどナチュラルに直感と勘違いしている作品も多々ありますよね。
まあ別に直感と勘違いして書いた作品だってレビュー賞や読者賞や皆勤賞の対象になってもいいとは思います。でもそれが編集部チョイス賞だったら参加者は怒っていいと思う。
もしかしたらお題を出している側が直感と直観の区別をつけていなかった可能性もありそうっていえばありそうだし。
霊感少年に春は来る あさぎり椋 さん
https://kakuyomu.jp/works/16816452219121782835
私も文章レビュー書いたけど、この作品はいいです。
瑞々しい青春モノと薄ら寒くなるホラーがちゃんと両立しているのが。
キャラクターもいい。
11:59に投稿されて、その2分後くらいに次のお題がホラーと発表されてしまうシンクロニシティ (たぶん違う)ぶりも楽しみどころかもしれません。
今回は難関回ということで、良作はあるのですが、いずれも★20を大幅に上回る作品ばかり目に付いたので、スコップはこれだけ。
次は自作紹介
金屋根の寺に眠る kanegon
https://kakuyomu.jp/works/16816452219086371275/episodes/16816452219086378345
中央アジアを舞台にした歴史小説です。
史実として起きた盛大なオチ的な事件を題材としています。
歴史の中でも近代はあまり詳しくないのですが、4000字上限と書ける範囲が絞られているので、起承転結の枠に入れて完成させることができました。自分的には一つ経験値になった作品ではあります。
直観と直感の違いに戸惑って苦労している作品が多い中、登場人物の直感と直観が最後に有用性を交替するなど、ちゃんと工夫を凝らしていて完成度でいえば相当上位に位置すると思われる作品です。
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