脳内ナイスにピカッと敏感ひらめきカモーン

ちょっとしたホラーである。
漫画で読んでみたい。
目的のために殺人を犯しては、転んでもただでは起きないところに作家魂が宿るのかもしれない。 
撲殺シーンの「ズガン……ドサッ、ズガン……ズガン……ズガン……。カラン……」の音だけで表現しているところが斬新で面白い。
藤子不二雄マンガ調で、シルエットにして効果音が描かれているコマが浮かんでくる。
終わりが落語みたい。
本作は、噺家が寄席で語り聞かせるのにも向いているかもしれない。