群青色
君は瞳を大きく開けて
空の色を飲み込んだ
生き物のかなしさと
生き物のあわれさを
たっぷりと含んだ
風の
小型飛行機が浮いている
街の音が
雲をつくっている
ひとびとは群青色の
ゆっくりと動きまわる
昼の群青色
夜の群青色
群青色は昼も夜も変わらない
一日じゅう変わらない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます