終電が出るまでのあと2分
代官坂のぞむ
終電が出るまでのあと2分
出発は明日の朝9時。
3年間ただの友達だった彼とはこれが最後。終電が出るまでのあと2分。
「最後に言う事がある」
「何?」
「3年間ずっと君が好きだった」
「遅いよ」
「だよな」
「あと2分しかないじゃない」
「……」
「どうして3年前に言わないの。大嫌い」
私も同罪だ。
涙なんか雨に流れてしまえ。
終電が出るまでのあと2分 代官坂のぞむ @daikanzaka_nozomu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます