視覚への暴力が癖になる

筆者の描く退廃世界は読者の胸ぐらを掴んで引き込むほどの強い魅力があります。
読み進めるごとに狂気の世界へ誘われ、戻れなくなりそうな感覚に危機感を覚えます。

海という爽やかなはずの概念をここまで死で埋め尽くしてしまうのか。
しかし、どこか美しい。だからこそ読みたくなる。

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