普段から、何気なく感じて。 でも気にも留めず、言語化すらもせず。 しかし振り返ってみれば、とても大切なものに思える。 そんなような事柄が、つらつらと書きつづられている詩集です。 ご本人的には「2分で読める」とのお話のようですが、およそ14.7秒ほどで心を刺されました。
誠実に人生を生きている若者ならでは、の言葉。そのひとつひとつがとても心の芯に響く。自分に厳しく、人に優しい。僕のように、この詩人の作品を一気にいくつも読むのができない人もいるかもしれない。己が精神の未熟を思い、恥じらいを知り、先に進めなくなるからだ。それでもまた読みたくなるのだ。(うまく書けませんでした……)
切ないですがなんだか繰り返し読みたくなる
グッと来る様な語りかけとちょっぴり切ない感じの綴り方がいいですね。
詩を書くのが苦手な私にとって、詩を身近に感じられるのは凄く新鮮で、良い機会なんですが。雨実さんの少し捻りのある、心に引っかかる終わりの詩は、いいインプットと考えさせられるアウトプットになりました。私は「タマの一年」が特に好きです。