私も相棒が欲しい

全10話。ジャンルが全て違うのに、同一の世界観で続く物語。
KAC2021で出されたお題に沿ってつくられたもので、お話はそれぞれ独立しています。

しかし、1話ごとに完結していながら、物語はしっかりと続いているのが面白い!

脇役だと思っていた人物が、重要な役割を持っていることもしばしば――というよりも、私はそもそもこの物語に「脇役」は居ないと捉えました。

出てくる者、モノ、全てにスポットライトが当てられていて……登場人物それぞれのストーリー、バックボーンや裏話などが好きな私は、大満足でした。

全話を通じて登場するのは、スマートウォッチです。
現代のお話から、異国や「勇者」を巻き込んだお話にまで発展していきます。

私も手首に相棒を巻きつけたい!

実はスマートウォッチ、買おうかどうかずっと悩んでいたのです。
このお話を読んで、ますます欲しくなっちゃいましたね(笑)