KAC202110 ゴール
第十話 相棒は私の手首に住んでいる
むかしむかし、あるところに小さな国がありました。
どうして小さい国なのかというと、たくさんの
「
そのため、初めは大きかった国は、どんどんこわされ小さくなってしまったのです。
その小さな国には、王様とお姫様がいました。
小さくなった国と少なくなってしまった国民をまもるため、ある
それは、王家につたわっていた
小さな国にのこった人たちの力をあつめ、男と女、一人ずつの
二人の
でも、二人の
小さな国は、もうお城しかのこっていませんでした。
人も、王様とお姫様、そしてまもる人が百人くらいしかのこっていませんでした。
いよいよ「
王様とお姫様はかんがえました。
男の
でも、女の
お姫様はその心をひろって
お姫様と男の
でも、男の
このままではかなしみで、男の
お姫様は男の
お姫様はしらない世界でこまってしまいましたが、一人のお医者さんがたすけてくれました。
お医者さんは、お姫様と
そして男の
お姫様は女の
お医者さんにたすけてもらいながら、女の
そのもう一つの
お姫様は、自分の国にやってきた「
そのためには男と女の
でも男の
お姫様は、つくった会社に男の
女の
でもお姫様はあきらめず、それから長い時間をかけて、もっともっとたくさんがんばりました。
たたかうための
お姫様は、
女の
男の
お姫様は、体をうしなってしまった女の
そして、その「
女の
男の
それから、しばらくして、たたかいがはじまりました。
お姫様ががんばってじゅんびしたおかげで、たくさんの「
そして
もうたたかえるのは男の
でも、男の
お姫様は
そして男の
お姫様は、前に女の
こうして、お姫様は、自分の国と二人の
その後、お姫様は、さいしょにたすけてくれたお医者さんや、
その長い
お姫様の左手首には、女の
右手首には男の
お姫様は、いつも笑ってこう言いました。
「相棒は私の手首に住んでいる」
――了――
相棒は手首の上に住んでいる K-enterprise @wanmoo
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