短編で終わるのが惜しい

スレイプニルという、架空の生物の生態と、かれらの人類との関わりを語ることで、世界観が生き生きと表現されています。
 この世界に生きる人々の暮らしが伺えるだけに、短編で終わるのが本当に惜しい。

 八本の蹄の音が人々の心を運ぶ世界で、どのような歴史、どのような物語が紡がれるのか想像するとワクワクします。