全編を通してふわふわした幻想的な雰囲気でありながら、美しい情景や「わたくし」の感情がしっかりと伝わってきました。耽美でありながらもほの暗く不穏な空気を過不足なく描ききる表現の妙に脱帽です。
萌えと燃えを自給するために書き始めました。アマチュアなので書きたいものを書きたいように書いています。 一作品でもどなたかの心に届けば幸いです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(280文字)
この世の無情を伝える描写に紅の施し。夜に妖艶な彩りとして浮かび上がる美しさを詩的な描写の中から感じます。 桜の樹の下で穴を掘る、その深みに浴して浮かび上がる秘めたる意味とは。 叢雲の月に紅花…続きを読む
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