真っ白なままではいられない

全編を通してふわふわした幻想的な雰囲気でありながら、美しい情景や「わたくし」の感情がしっかりと伝わってきました。
耽美でありながらもほの暗く不穏な空気を過不足なく描ききる表現の妙に脱帽です。