永遠に走り続ける運命。僕と君は速度が違うからこそ出会えた

自分に与えられた運命の中で、使命を全うする彼ら。男は女に出会い、優しさに惹かれ、恋をする。一途に抱き続ける想い。男は想いを伝えることを決心する。

好きなのだ。どうしようもなく。そうして、知りたいのだ。この気持ちを伝えたら、女はどんな顔をするのか。

女に向かって走り続ける男。女に会う瞬間のために、会わない時間がある。刹那を超える、永遠の運命。
さて、そんな健気な彼は何者?
恋の行方は?

そんな見方もあったのかと驚かされる作品です。私たちのよく知っているものの、けれど実は知らない彼らの気持ち。読後に彼らの純愛に思いを馳せると、また違った風に見えてくるでしょう。

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