雨上がり、“おうち”を出るとき。それは人類(わたしたち)が旅立つとき。

なぜ外に出られないのだろう――ずっと疑問に思ってきたわたし。
やがてわたしは大人になり、次の子どもたちに『雨』のことを伝えていく。いつか来る、『雨』が上がった日のために。

書き慣れた感じを受けた文章。
外の世界を知らず、そのことをずっと疑問に思っていた子どもが、大人になって真実を知り、次の世代へ希望を繋いでいく構成がよかったです。

わたしたちは、「○」にいる。