ぜんまい君とネジ巻きの僕

主人公、長月翔太は昔からその人を表す『ネジ』が見えた。色、形、大きさ、場所…様々なネジを見ることでその人物の性格を知ることができる。しかし、その『ネジ』が抜けることで狂う人々を見た翔太は恐ろしくなり、誰にもその能力を話さずにいた。時は流れ、中学生になった翔太は人付き合いが苦手な男子へと成長していた。憂鬱な入学式を過ごす中で、人の『ネジ』ばかり見てしまう翔太。
しかしその中に1人だけ、巨大な『ゼンマイ』を持つ少年がいて…