【月木更新】悪役令嬢だけがレベルアップできるRPG~極炎の戦乙女と定めの仲間達~

作者 萩原善胤

209

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★★★ Excellent!!!


ゲーム的な要素があっても大きく重要な要素と見ることができないが、神話的な要素と対話を通じて成り立つ叙述に対しては印象的と思うことができる作品です。

神話的な要素は日本風の印象を相当に含んでいて、小説中背景と内容展開のために必要な部分として扱われています。

すなわち、作者の着眼点は日本風の神話と見ることができて内容の展開及び叙述は登場人物の対話を通じて成り立つ場合が多いです。

また、家族間の和睦と関連した部分は副次的な要素として追加されているから、このような印象のファンタジー小説を好む読者にすすめます。

★★★ Excellent!!!

 一風変わった悪役令嬢アグニ。彼女は出生からして過酷な運命にあるのですが、彼女の個性は悲痛な物語に明るさを与えてくれます。
 コンパクトに纏まった各話はサクサクと読み進められ、物語へ入り込む邪魔にはならず、寧ろ次はどうなるのだろうと期待感を煽ります。
 登場する仲間たちも個性豊かで主人公アグニの旅を盛り上げ、読者の興味をそそるはず。またコメディ要素も随所に見られ、読者は飽きることなく読み進めることができます。

 お勧めの作品です。一読されてはいかがでしょうか?

★★★ Excellent!!!

タタラカガミの化身として主人公アグニが生まれるところから始まります。

読みやすい文章や世界観の設定も素晴らしいですが、なんと言ってもこの小説はキャラクターが魅力的です。

わがままでトラブルメーカーお嬢様の主人公に幼女姿の大賢者ピエタ、坂本龍馬が守護霊で憑いている王女リョウマ、そしてどこか憎めないポンコツ盗賊団ポンカツ旅団と、登場人物がどれも個性的な設定でユーモラス。

ギャグも豊富で軽く読めるので、楽しい冒険ものが好きな方におすすめです。

★★★ Excellent!!!

本作は魔法が存在する異世界を舞台として、自身に宿る悪神に抗いながらも成長を続ける悪役令嬢の物語です。

この世界では人々や魔物にはレベルが設定されており、生涯変わることはありませんが、なぜか主人公だけは例外のようで、魔族に故郷を滅ぼされたエクソシスト、過激な研究のために追放された賢者とその従者とともに、その秘密に迫ります。

記紀神話をモチーフとしており、古事記などの記述を彷彿とさせる名称や展開がありますので、悪役令嬢ものだけでなく、神話が好きな方にもお薦めの作品です。

★★★ Excellent!!!

主人公の少女アグニは過酷な運命を背負っています。
天界で反旗を翻したものの敗れ、怨念を抱いたまま転生したいわゆる祟り神に生まれながらに憑りつかれていたのです。
生まれるとともに母親を殺してしまったアグニ。
この出生のエピソードで思い出したのが日本神話において、生まれたことで母神を殺した炎の神。
この神は母神を殺したことで愛されることなく、父神に首を断たれ殺されてしまいますがアグニは違います。
呪われた出生でありながらも皆に愛されたのです。
ところが祟り神の影響は大きかったのか、愛されながらも歪み傲慢な悪役令嬢へと成長していくアグニですが彼女にはこの世界の誰にもない特質を持っていたのです。
そして、正しい道へと導いてくれる師との出会いがアグニに何か、変化を与えてくれるのか?
ともすれば、力に振り回されそうな主人公がどのような道を進んでいくのか?
展開がとても楽しみな作品です。