悪役令嬢だけがレベルアップできるRPG@毎週月曜18時頃更新

作者 萩原善胤

73

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★★★ Excellent!!!


 非常に綿密に世界観が練られていながら、それを複雑と感じさせずにわかりやすく読者に提示してくれるこの作品。

 私は特にキャラクターに魅力を感じました。

 ひとりひとりに強烈な個性が、人生があり、生き生きと頭の中を動き回って物語が進行していきます。気づけばどのキャラクターも好きになっていて、深く知りたいと思いました。

 そして、くすりと笑わせてくれるギャグシーンが最高です。シーンの見せ方に緩急がついているなと感じました。

 続きが大変気になります。
 皆様もぜひ、読んでみてください!

★★★ Excellent!!!

本作は魔法が存在する異世界を舞台として、自身に宿る悪神に抗いながらも成長を続ける悪役令嬢の物語です。

この世界では人々や魔物にはレベルが設定されており、生涯変わることはありませんが、なぜか主人公だけは例外のようで、魔族に故郷を滅ぼされたエクソシスト、過激な研究のために追放された賢者とその従者とともに、その秘密に迫ります。

記紀神話をモチーフとしており、古事記などの記述を彷彿とさせる名称や展開がありますので、悪役令嬢ものだけでなく、神話が好きな方にもお薦めの作品です。

★★★ Excellent!!!

主人公の少女アグニは過酷な運命を背負っています。
天界で反旗を翻したものの敗れ、怨念を抱いたまま転生したいわゆる祟り神に生まれながらに憑りつかれていたのです。
生まれるとともに母親を殺してしまったアグニ。
この出生のエピソードで思い出したのが日本神話において、生まれたことで母神を殺した炎の神。
この神は母神を殺したことで愛されることなく、父神に首を断たれ殺されてしまいますがアグニは違います。
呪われた出生でありながらも皆に愛されたのです。
ところが祟り神の影響は大きかったのか、愛されながらも歪み傲慢な悪役令嬢へと成長していくアグニですが彼女にはこの世界の誰にもない特質を持っていたのです。
そして、正しい道へと導いてくれる師との出会いがアグニに何か、変化を与えてくれるのか?
ともすれば、力に振り回されそうな主人公がどのような道を進んでいくのか?
展開がとても楽しみな作品です。